2012年4月13日
SBIホールディングス株式会社
SBIファーマ株式会社

 SBIホールディングス株式会社の子会社で 5-アミノレブリン酸(ALA)(※1)を利用した化粧品、健康食品、医薬品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員CEO:北尾 吉孝、以下「SBIファーマ」)は、バーレーン国内及びGCC(※2)域内におけるALAの研究開発ならびにその普及について、バーレーン政府と緊密に協力して推進していくことを基本合意し、覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

 今後、SBIファーマはバーレーンの公立病院であるバーレーン軍病院(Bahrain Defence Force Royal Medical Services Military Hospital、所在地:リファ市)との共同臨床試験を皮切りにALAの持つ広範な臨床応用の可能性を検証してまいります。また、SBIファーマはバーレーンを中東・北アフリカ地域(MENA)における医薬品の研究開発拠点として位置づけ、近隣諸外国への事業展開も検討してまいります。

 SBIファーマは日本国内のみならず、世界中の一人でも多くの方の健康に携われるよう、今後もALAを利用した医薬品の研究開発に努めてまいります。

(※1)5-アミノレブリン酸(ALA)とは:
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、かいわれ大根等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

(※2)GCC(Gulf Cooperation Council)とは:
バーレーンが加盟する中東・アラビア湾岸地域における地域協力機構(湾岸協力会議)の略称

以上