2012年12月21日
SBIホールディングス株式会社

 当社は、韓国の貯蓄銀行であり当社韓国子会社を通じて20.9%出資(2012年11月末現在)している現代スイス貯蓄銀行に関して、当社グループが同行および同行傘下の銀行が発行する新株または劣後債を引き受ける旨を確約する投資確約書を同行および規制当局に提出することを、本日開催の取締役会において決議いたしましたのでお知らせいたします。
 これに伴い当社グループが同行の新株発行を引き受けた場合、同行は当社の連結子会社になる見込みです。

 現代スイス貯蓄銀行は傘下銀行を含め5.5兆韓国ウォン(約4,310億円※)の総資産を持つ韓国最大の貯蓄銀行で、釜山、慶尚道を除く韓国全土に営業網を保有し、総受与信額残高で貯蓄銀行業界全体の11%を超えるシェアを有しています。昨今の政府主導の貯蓄銀行業界の再編等により、同行を除く大手貯蓄銀行が全て市場から撤退しており、同行の競争力は非常に強固なものとなっております。一方、規制当局の意向により財務基盤の強化が求められており、必要に応じて当社グループが同行および傘下銀行の発行する新株または劣後債を引き受けることを確約することにより、今後も同行が安定した事業運営を行えるよう支援することといたしました。

 なお新株および劣後債引受の要否ならびに具体的な引受金額等につきましては、現代スイス貯蓄銀行の2013年6月期の中間決算(2012年7月~12月期)が確定した時点で決定する予定であります。

※1円 = 12.76韓国ウォンで換算(2012年12月20日現在)

以上