2013年11月11日
SBIホールディングス株式会社
当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)は、中国の最高学府の一つである復旦(ふくたん)大学(中華人民共和国上海市)と寄付契約を締結し、復旦大学の教育発展基金に寄付を実施することとなりましたのでお知らせいたします。
このたびの寄付金(総額2百万人民元、約33百万円)は、復旦大学のバイオテクノロジーに関する教育研究機関である復旦大学生命科学院において5-アミノレブリン酸(ALA※)分野の研究資金に大半が充てられ、糖尿病メカニズムにおけるALAの効能について研究が開始される予定です。
当社は、復旦大学傘下で中国初の大学関連上場会社である上海復旦復華科技股份有限公司と共同で、中国にファンド管理会社「上海復思創業投資管理有限公司」(以下「復思社」)を設立しております。復思社では、復旦大学が強みとする教育、医薬等の分野を中心とした同大学関連企業や、同大学発のベンチャー企業などの有望な未公開の中国企業を主な投資対象として、積極的な投資活動を行ってまいりました。
今後はSBIグループが国内外で推進するALA事業においても復旦大学との連携を強化してまいります。SBIグループは世界中の一人でも多くの方の健康に携われるよう、今後もALAの様々な可能性を追求し、国内外のパートナーとの研究開発に努めてまいります。
【復旦大学について】
復旦大学は長い歴史のある、中国内外でも広く知られている名門大学で、1905年に設立されました。研究型の総合大学であり、傘下に57の研究所、80の多学科研究センターと医療サービス、臨床教学、科学研究を一体化した八つの付属病院を有し、医学分野において権威ある中国の国立大学です。復旦大学生命科学院は中国トップクラスのバイオテクノロジー教育研究機関であり、医薬分野では復旦復華薬業と復旦張江バイオテックという2つの医薬企業を有しています。特に復旦張江バイオテックはALA含有医薬品(PDT薬品、HPV感染治療)をすでに中国で新薬登録済み・販売しています。
以上