2014年5月7日
SBIホールディングス株式会社

 当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)はこのたび、シンガポールにおける当社子会社のSBI VEN CAPITAL PTE. LTD.(以下「SBI Ven Capital」)が設立予定のファンド(以下「本ファンド」)が、シンガポール政府機関の国家研究財団(National Research Foundation:NRF)による資金拠出先として選定されましたのでお知らせいたします。

 本ファンドは、国家研究財団のアーリーステージベンチャーファンド・スキーム(※1)に応募した32本のベンチャーキャピタルファンドの中から、他の5本のファンドとともに資金拠出先として選定されました。これにより、本ファンドは国家研究財団より最大1千万シンガポールドル(約8百万米ドル※2)の資金拠出を受けることができます。本ファンドがこのたび選定されたのは、投資先をテクノロジーセクターに限定していること、ファンド運用チームの実績、SBIグループが有するアジアや他の地域におけるネットワークが評価されたものと考えており、本ファンドはこれらの強みをもとに、投資先企業に対して事業運営ノウハウの提供、海外展開支援を行ってまいります。

 本ファンドの設立は2014年8月を予定しており、出資約束金額は最大5千万米ドルです。本ファンドでは、シンガポールやインドを中心とする南アジア・東南アジア地域におけるテクノロジー企業(主にソフトウェア企業)に対して投資を行ってまいります。

※1:選定された民間のベンチャーキャピタルファンドへの出資を通じて、シンガポールの設立間もないテクノロジー系ベンチャー企業を支援するためのプログラム
※2:1シンガポールドル=0.795米ドルにて換算

以上