2015年10月1日
SBIホールディングス株式会社

SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝、以下「当社」)とタイ王国の大手証券会社であるFinansiaフィナンシア Syrusサイラス Securitiesセキュリティーズ Pcl.(本社:タイ王国バンコク市、以下「フィナンシアサイラス証券」)の合弁会社であるSBI Thai Online Securities Company Limited(以下「SBIタイオンライン証券」)は、このたびタイ王国初となるインターネット専業証券会社として10月16日より営業を開始することとなりましたのでお知らせいたします。

SBIタイオンライン証券はSBIグループが55.0%、フィナンシアサイラス証券グループが45.0%を出資する合弁会社で、9月26日から口座開設の受付を開始しており、10月16日より株式取引サービス(現物取引)を提供いたします。同社はインターネット専業のメリットを最大限活かすとともに、SBIグループが培ってきたインターネット証券事業の運営ノウハウとフィナンシアサイラス証券が有するタイ王国における証券事業の経験を融合させ、顧客利便性の高いサービスを提供いたします。なお、現地在住邦人に向けた日本語サイトの開設は年内を予定しております。

【SBIタイオンライン証券の株式取引サービスの特徴】
[1] 業界最低水準の手数料
・ 開業3ヵ月のキャンペーン期間はタイ証券業協会が定める標準手数料より90%引き
[2] 簡便な口座開設
・ 口座開設に伴う本人確認手続きおよび書類の発送がタイ全土のセブンイレブンで可能(タイ国籍の顧客のみ)
[3] 多彩な注文機能を搭載
・ タイ王国のトレーディングツールとして初めてGTD(有効期限が指定可能な売買注文)、及びGTC(注文が約定されるか、注文を自分でキャンセルするまで有効となる売買注文)の注文機能を搭載
[4] 日本水準を満たす高セキュリティ
・ SBIグループが日本で培った金融取引におけるセキュリティ技術を活用し、日本と同水準の高セキュリティを実現

当社グループは、これまでもカンボジアの当社子会社SBIロイヤル証券の運営や、インドネシアの出資先企業であるBNI証券におけるオンライン株式取引システムの設計と開発への参画など、アジア新興諸国を中心に金融事業の拡大を進めてまいりました。今後も引き続き、日本において築いてきたインターネット金融事業に関する経験を活かし、新興諸国においてインターネット金融サービス事業を進めてまいります。

【SBIタイオンライン証券の概要】
(1) 商号 SBI Thai Online Securities Company Limited
(2) 代表者 Chairman and Director :Varah Sucharitakul
CEO and Authorized Director :Megumu Motohisa (元久 存)
(3) 所在地 Thai Summit Tower 31st floor, 1768 New Petchburi Rd., Bangkapi, Huay Kwang, Bangkok 10310
(4) 資本金 722,222,200バーツ(約24億円※)
(5) 株主構成 SBIグループ 55.0%
Finansia Syrus Securitiesグループ 45.0%

※1タイバーツ=3.3円で換算

以上