当社グループ運営ファンドによるインドネシアの商業銀行への
出資に関するお知らせ

2016年4月12日
SBIホールディングス株式会社
SBI VEN CAPITAL PTE LTD

このたび、SBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：北尾 吉孝）の子会社で、ファンドの運用・管理を行うSBI VEN(ベン) CAPITAL(キャピタル) PTE. LTD.（本社：シンガポール）は、同社の運営するSBI FMO金融セクターファンド（以下「当ファンド」）を通じて、PT Bank(バンク) Index(インデックス) Selindo(スリンド)（以下「Bank Index社」）への出資を行いましたのでお知らせいたします。

Bank Index社について

Bank Index社は1993年に創業したインドネシアにおける商業銀行で、首都ジャカルタを中心に中小企業向けの融資事業を展開しております。2015年末時点で、インドネシアに合計40の支店網を展開しており、今後オンラインバンキング、並びにモバイルバンキングサービスも本格稼動させることを予定し、急速に営業基盤を拡大しております。

強固な経営基盤と高い利益率を有するインドネシアの銀行セクターは、その大きな潜在市場規模、バンキングの浸透率の低さから、東南アジア諸国の中でも特に、今後の成長が有望視されております。Bank Index社は、強固な資産基盤や経験豊富な経営陣及びインドネシアの有力な財閥一族、当ファンド並びにCreador(クレードル)（※）等の強力な株主の存在等を活用しながら、中小企業セクターへの営業を更に強化し、同国銀行セクターの成長を取り込んでいくことが見込まれております。

なお、今回の出資により、当ファンドのBank Index社への出資持分比率は約6%となります。

（※）Creadorはアジアを投資対象とする、運用規模が5億米ドル以上のプライベート・エクイティー・ファンドです。

SBI FMO金融セクターファンドについて
オランダ政府が過半数を出資するオランダ開発金融公庫と共同で設立した新興アジア諸国の有望な金融機関を投資対象とするファンドです。当ファンドの投資対象となる新興アジア諸国では、国内消費の増加、域内の金融・経済連携の強化、金融サービスの普及を推進する政策等によって支えられ、金融セクターが力強い成長を見せています。
当ファンドでは、当社グループがこれまで培ってきた投資事業や金融サービス事業におけるノウハウを最大限活用し、新興アジア諸国の有望な金融機関に投資を行います。

以上