2017年4月28日
SBIホールディングス株式会社

当社は、取締役会全体が適切に機能しているかを検証し、課題認識や取締役会全体の機能向上を図ることを目的として、昨年に引き続き2回目となる取締役会の実効性に関する分析・評価を実施いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。

1. 分析・評価の方法
2017年2月から3月にかけて全ての取締役及び監査役に対して、取締役会の実効性に関するアンケートを配布し、回答を得ました。このアンケートへの回答内容を踏まえ、取締役会の実効性に関する分析・評価を行いました。

<評価項目>
1.取締役会等の機関設計・構成
2.取締役会の運営
3.取締役会の議題・審議・意思決定
4.取締役会による監督体制
5.株主その他ステークホルダーとの関係
6.自己評価

2. 分析・評価結果の概要等
 当社の取締役会は、多様なバックグラウンドを有する役員により、自由闊達な議論や意見交換がなされ、業務執行機関及び監督機関として有効に機能していることが確認されました。

また、各役員からの意見を踏まえた新たな取り組みとしては、複雑化する事業展開に対応すべく、役員に法律の専門家が加わったことや、より重要な議案に取締役会の時間を多く割けるよう付議基準の見直しが行われたことが挙げられます。

この他、新たに設置した社外取締役連絡会については、主に社外取締役の各員が当社グループの各事業の状況をより深く理解すべく、情報共有と意見交換の場として活用され、取締役会の議論を充実させるための仕組みとして効果的であることが確認されました。

当社は、上記の実効性に関する分析・評価結果を踏まえつつ、取締役会の実効性をさらに高め、引き続き当社グループの持続的な企業価値向上に取り組んでまいります。

以上