2017年10月20日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝、以下「SBIホールディングス」)の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営する「FinTechファンド」を通じて、RPAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道、以下「RPA HD社」)への出資を行いましたのでお知らせいたします。

 RPA HD社は、RPA※1を活用して事務作業を人の代わりに実行する新しい労働力「デジタルレイバー※2」を提供するベンチャー企業です。我が国は高齢化が進み、年々減っていく生産年齢人口を補うため業務効率化が重要な課題となっています。その中で、RPAは日々の事務作業を代行し、365日無休で高速かつミスのない作業ができるデジタルレイバーとして、業務効率化に大きく貢献すると期待されています。
RPA HD社はいち早くこのRPAに注目し、RPAサービス「BizRobo!(ビズロボ)」を提供しています。現在、幅広い業界の300社を越える企業に4,000体以上のソフトウェアロボットを提供する、RPA業界のリーディングカンパニーとなっています。

 SBIインベストメントは2015年12月にFinTech事業領域への投資を目的として「FinTechファンド」(名称:FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合、出資約束金額:300億円)を設立しました。同ファンドを通じて、国内外のFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めると同時に、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じて、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを実施してまいります。
SBIグループでは引き続き、FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、FinTechベンチャーへの投資を拡大していくとともに、グループ内の金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を順次取り入れていきたいと考えております。

※1 Robotic Process Automationの略。パソコンなどで人が行っている参照、入力、集計などの事務作業を代行する自動化技術。
※2 Digital Labor:仮想知的労働者、RPAの言い換え。RPAは人が行う作業のサポートだけでなく、作業そのものを代行する役割をすることから、仮想知的労働者デジタルレイバーとも呼ばれている。

【RPAホールディングス社の概要】
名称 RPAホールディングス株式会社
本社所在地 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル
代表取締役 高橋 知道
事業内容 人工知能やソフトウェアロボット技術を活用した「RPA」関連事業の展開
URL http://rpa-holdings.com

以上