運営ファンドを通じたVENTENY（ベンテニィ） Pte. Ltd.への出資に関するお知らせ

2017年12月12日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

　SBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：北尾 吉孝、以下「SBIホールディングス」）の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：川島 克哉、以下「SBIインベストメント」）は、同社が運営する「FinTechファンド」を通じて、VENTENY Pte. Ltd.（以下「VENTENY社」）への出資を行いましたのでお知らせいたします。

　VENTENY社はフィリピンにて企業向けの福利厚生アウトソーシングサービスおよび従業員向け貸付事業を展開している企業で、サービス導入先の従業員に対して約500の施設や店舗において利用可能な特典・割引などのサービスを提供する他、お申込みから24時間以内に融資審査が可能な貸付サービスを提供しております。フィリピンではホワイトカラーの離職率が高く、福利厚生サービスを活用することで、従業員満足度並びに定着率を高めたいというニーズ強くあり、VENTENY社のサービスは従業員の定着率を高めることを目的の一つとしております。既にフィリピンを代表する銀行、コールセンター、IT企業や、従業員約80万人を有するフィリピンコンタクトセンター協会（CCAP）にサービスを提供しており、今後サービス導入企業の更なる拡大が期待されます。

　SBIインベストメントは2015年12月にFinTech事業領域への投資を目的として「FinTechファンド」（名称：FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合、出資約束金額：300 億円）を設立し、同ファンドを通じて国内外のFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めてまいりました。
　SBIグループでは引き続き、FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、FinTechベンチャーへの投資を拡大していくとともに、グループ内の金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を順次取り入れていきたいと考えております。

以上