2018年2月21日
SBIレミット株式会社

 総合FinTechソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社で、国際送金サービス事業を手がけるSBIレミット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:安藤伸生、https://www.remit.co.jp、以下「当社」)は、海外向け送金取扱い累計額(円換算額)が4,000億円を突破しましたので、お知らせいたします。

 2017年7月に3,000億円を突破してから、わずか7ヶ月での4,000億円達成となりました。
 在留外国人人口は2017年6月末時点で247万人余りと過去最高を更新(※)しており、海外向け送金ニーズの高まりから、当社の送金金額も大きく伸長しています。当社サービスにおける登録会員数は約40万人で、約90%が日本に在住される外国籍のお客様です。その送金先はアジア諸国が中心であり、従来のフィリピン、中国、ネパール、ベトナムに加え、最近ではインドネシア、カンボジア、ミャンマー、タイ向けの送金が増加しています。
 当社では、在留外国人人口の増加に伴い、多様化する送金ニーズに対応すべく、各国の銀行口座宛て送金サービスの拡充等を進めています。これにより、これまでご利用の多かった海外に銀行口座を持たない方でも最短10分で現金が受け取れる“キャッシュピックアップサービス”に加えて、海外銀行口座へスピーディーに送金ができる“Bank Directサービス”のご利用が増加しています。
 また、2017年6月にタイ大手の民間商業銀行であるThe Siam Commercial Bank Public Company Limitedとの間で開始した米Ripple社の分散台帳技術を利用した送金は、着金スピードや経済性の点でも極めて優れており、他国宛てにも拡大して行く予定です。

 当社は、今後もお客様の様々なニーズにお応えできる利便性の高い送金サービスの開発、特に新しい金融テクノロジーを積極的に取り入れ、サービスレベルの向上を図ってまいります。

(※)法務省:平成29年6月末現在における在留外国人数について(確定値)
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00068.html

ご参考)当社のこれまでの歩み

年月 内容 年月 内容
2010年12月 ウェブサイト・国際送金サービス開始 2015年3月 ・中国向け送金手数料の値下げ
2011年1月 コンビニ送金サービス開始 ・スリランカ向け送金サービスの開始
2011年6月 モバイルサイトオープン 2015年7月 ・累計送金額が1,000億円を突破
2011年8月 ・送金手数料の値下げ ・フィリピン向け送金手数料の値下げ
・送金回数上限を20回に引き上げ ・ブラジル向け送金サービスの開始
・送金可能国の追加 2016年9月 累計送金額が2,000億円を突破
2011年11月 フィリピン向け銀行口座送金サービス開始 2017年6月 ・ベトナム向け送金手数料の値下げ
2012年1月 中国向け銀行口座送金サービス開始 ・手続き簡単格安SIMの取扱開始
2012年2月 コンビニ送金受付時間の拡大  ・分散台帳技術を利用したタイ向け送金
2012年12月 リファレンス番号通知方法にSMSを追加 サービスの開始
2013年1月 送金手数料の値下げ 2017年7月 累計送金額が3,000億円を突破
2013年8月 ミャンマー向け送金サービスの開始 2017年10月 ミャンマー向け送金サービス拡充
2014年1月 送金手数料の値下げ 2018年2月 累計送金額が4,000億円を突破