2018年10月17日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営する「SBI AI&Blockchainファンド」(正式名称:SBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合、以下「SBI A&Bファンド」)等を通じて、生体信号とロボット技術を利用した医療機器やアバターロボットといったサイボーグ技術の研究開発・事業化を手がける株式会社メルティンMMI(本社:東京都新宿区、代表取締役:粕谷昌宏、以下「MELTIN」)への出資を行いましたのでお知らせいたします。

 MELTINのコア技術である「サイボーグ技術」は、生体信号を読み取り人間の身体動作や意図を忠実に解析する「生体信号処理技術」と、それらを実空間で忠実に再現するための「ロボット機構制御技術」を融合させた技術です。MELTINは、このサイボーグ技術を活用したプロダクトの開発と実用化を推進することで、サイボーグ技術を高度に発展させていきます。MELTINのサイボーグ技術の最終フェーズにおいては、ヒトと機械は溶け合い融合し、特に意識せずとも、あたかも元の自分の体であったかのように機械やロボットを動かすことができるようになり、人々は自由に自分の体を選択し、補完・拡張・遠隔化することが可能となります。MELTINは、サイボーグ技術の実用化によって身体の限界を突破し、全ての人が何不自由なく幸せに生活できる世界を創ることを目指します。

 SBIインベストメントのSBI A&Bファンドでは、世界的に注目を集めるFintech分野を含む、AI、ブロックチェーン、さらにはこれら技術と関連の深いIoT、ロボティクス、シェアリングエコノミーといった分野の国内外の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めております。また、SBI A&Bファンドへの出資者は国内の地域金融機関や海外を含めた金融機関・事業法人・機関投資家等40社以上で、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援として、出資者が投資先企業の先進的な技術やサービスを導入・活用するとともに、こうした取り組みを通じ投資先企業のバリューアップを実施してまいります。
 SBIグループでは、これまでもIT・モバイルやバイオ・ライフサイエンス、Fintech関連分野等の成長分野におけるベンチャー企業に積極的に投資を行っており、これらの分野のベンチャー企業の投資・育成に豊富な実績を有しています。今後も引き続き次世代の産業育成と投資先であるベンチャー企業の企業価値の向上に積極的に取り組んでまいります。

【メルティン社の概要】
会社名 株式会社メルティンMMI
事業内容 生体信号・ロボット技術を利用したサイボーグ事業
・ 医療・福祉機器の研究開発・事業化
・ アバターロボットの研究開発・事業化
・ 身体拡張デバイスの研究開発・事業化
設立年月 2013年7月
本社 東京都新宿区 舟町1-18
代表者 代表取締役 粕谷 昌宏
URL https://www.meltin.jp/

以上