2019年2月27日
SBIレミット株式会社

 総合FinTechソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社で、国際送金サービス事業を手がけるSBIレミット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:安藤伸生、https://www.remit.co.jp、以下「当社」)は、海外向け送金取扱い累計額(円換算額)が6,000億円を突破しましたので、お知らせいたします。

 当社は、日本に在留する外国人の方々に対して送金を中心とした金融サービスを提供することをミッションとして、2010年12月末に開業いたしました。開業以来、在留外国人人口は年々増加を続け、それに伴い当社の送金累計額も加速度的に伸びております。
 当社の送金累計額が3,000億円突破から2年半、4,000億円突破から1年、そして5,000億円突破からわずか5ヵ月で6,000億円を突破したことは、いかに海外向けの送金ニーズが高まっているかを物語っています。2018年6月末時点の在留外国人人口は263万人を超え、前年に引き続き過去最高(※)を更新していますが、政府はさらに外国人人材の受け入れ拡大を表明し、就労用のビザを新設するなど受け入れ体制の整備を進めていることなどから、今後も在留外国人人口は増加していくことが見込まれます。
 現在、当社サービスの登録会員数は50万人を超え、日本在住のアジア諸国の方々をはじめとして広くご利用いただいております。最近では、日本に在留する外国人の方の国籍多様化に伴い、送金先も従来の中国・東南アジア地域に加えて、様々な地域への送金が増加しています。
 当社ではお客様のニーズに幅広くお応えすべく、これまでもサービスの向上に取り組んでまいりました。ニーズの高い東南アジア地域各国への銀行口座宛て送金の開発をはじめ、2017年には米Ripple社の分散台帳技術を利用したタイ向けの銀行口座宛て送金サービスを開発いたしました。このサービスは着金スピードと経済性から多くのお客様にご好評いただいており、今後ニーズの高い地域に向けてサービスを拡大する予定です。

 当社は、今後もお客様のご要望を第一に考え、最新の金融テクノロジーを駆使して利便性が高く安全な送金サービスの開発に努めてまいります。

(※)法務省:平成30年6月末現在における在留外国人数について(速報値)
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00076.html
ご参考)当社のこれまでの歩み
年月 内容 年月 内容
2010年12月 ウェブサイト・国際送金サービス開始 2015年7月 ・累計送金額が1,000億円を突破
2011年1月 コンビニ送金サービス開始 ・フィリピン向け送金手数料の値下げ
2011年6月 モバイルサイトオープン ・ブラジル向け送金サービスの開始
2011年8月 ・送金手数料の値下げ 2016年9月 累計送金額が2,000億円を突破
・送金回数上限を20回に引き上げ 2017年6月 ・ベトナム向け送金手数料の値下げ
・送金可能国の追加 ・手続き簡単格安SIMの取扱開始
2011年11月 フィリピン向け銀行口座送金サービス開始 ・分散台帳技術を利用したタイ向け送金
サービスの開始
2012年1月 中国向け銀行口座送金サービス開始 2017年7月 累計送金額が3,000億円を突破
2012年2月 コンビニ送金受付時間の拡大 2017年10月 ミャンマー向け送金サービス拡充
2012年9月 送金可能国の追加 2018年2月 累計送金額が4,000億円を突破
2012年12月 リファレンス番号通知方法にSMSを追加 2018年8月 累計送金額が5,000億円を突破
2013年1月 送金手数料の値下げ 2018年10月 ・インド向け銀行口座送金サービス開始
2013年8月 ミャンマー向け送金サービス開始 ・ナイジェリア・ガーナ向け銀行口座送金
サービス開始
2014年1月 送金手数料の値下げ 2019年2月 累計送金額が6,000億円を突破
2015年3月 ・中国向け送金手数料の値下げ    
・スリランカ向け送金サービス開始