2019年6月11日
SBIホールディングス株式会社

 当社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)は、日本およびアメリカにおいて室内アミューズメント事業を展開している株式会社ラウンドワン(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:杉野公彦、以下「ラウンドワン」)と同社のロシア進出に関して、当社の完全子会社であるロシアの商業銀行SBI Bank LLC(本社:モスクワ、取締役会会長:畑尾勝巳、以下「SBI Bank」)を中心としたSBIグループ各社及び、レッドストーングループ(代表:Roman Iliev、SBIホールディングスのロシアにおける戦略的パートナーであるイリエフグループによる新規事業群の総称ブランド)と協力して支援していくことに関する基本合意書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

 ラウンドワンは日本国内においては105店舗、米国では32店舗(2019年3月時点)の室内レジャー(ボーリング、カラオケ、アミューズメント、スポッチャなど)を展開している国内最大手の屋内型複合レジャー施設であり、ロシア、中国、その他アジア各国での海外展開も今後目指しております。ロシアは日本の製品やサービスへのロイヤルティが高く、かつ、冬の期間が長く運動不足に陥りがちになることから室内アクティビティーに強みを持つラウンドワンはロシアにおいて市場親和性が非常に高いと考えております。

 この度のラウンドワンのロシア進出において、SBIグループはSBI Bankによる各種のアドバイザリーサービスおよび銀行サービス、決済ソリューションの提供などを行う予定です。また、レッドストーングループは、広大なロシア市場全域においてB2B・B2C両面における圧倒的なマーケットポジションと顧客ニーズに関する知見を有しており、ロシアの最優良物件への優先的アクセスや事業運営ノウハウを提供してまいります。

 SBIグループは、この度のラウンドワンのロシア進出支援を皮切りに、日本企業のロシア展開においてレッドストーングループと協力しながら『金融と不動産』を掛け合わせた新しい海外進出サポートの形態を創出し、日露の架け橋として両国の経済・金融の一層の発展に貢献してまいりたいと考えております。

以上