2019年11月27日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「SBIホールディングス」)の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営する「SBI AI&Blockchainファンド」(正式名称:SBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合、以下「本ファンド」)を通じて、Securitize Inc.(本社:アメリカ、代表取締役社長CEO:カルロス・ドミンゴ、以下「Securitize社」)への出資を行いましたのでお知らせいたします。

 Securitize社は、2017年の創業時以来、ブロックチェーン上で法令に準拠したデジタル証券を発行・管理するための信頼性の高いグローバルソリューションを提供し、証券業界を更に近代化するための技術プラットフォームの開発に継続的に取り組んで参りました。
 その結果、これまでに10社以上のセキュリティトークンオファリング(Security Token Offering、以下「STO」)を成功させた実績があり、実務レベルで通用するソリューションを有しております。

 当ラウンドの資金調達はSecuritizeのシリーズA ラウンドの延長であり、調達総額を3,000万ドル以上に引き上げます。既存投資家のBlockchain Capital、SPiCE VC、SeedRocket4Founderも資金調達ラウンドに参加致しました。

 SBIインベストメントは2018年1月に、本ファンドを設立し投資活動を開始しております。本ファンドでは、世界的に注目を集めるブロックチェーン分野を含む、AI、フィンテック、さらにはこれら技術と関連の深いIoT、ロボティクス、シェアリングエコノミーといった分野の国内外の有望なベンチャー企業への投資を積極的に進めてまいります。また、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援として、出資者が投資先企業の先進的な技術やサービスを導入・活用するとともに、こうした取り組みを通じ投資先企業のバリューアップを実施してまいります。

 SBIグループでは、これまでもIT・モバイルやバイオ・ライフサイエンス、フィンテック関連分野等の成長分野におけるベンチャー企業に積極的に投資を行っており、これらの分野のベンチャー企業の投資・育成に豊富な実績を有しています。今後も引き続き次世代の産業育成と投資先であるベンチャー企業の企業価値の向上に積極的に取り組んでまいります。

【Securitize社の概要】
会社名 Securitize Inc.
事業内容 法令に準拠したデジタル証券を作成・管理するための、信頼性の高いグローバルソリューションを提供
設立年月 2017年11月30日
本社 3500 S. Dupont Highway, Dover, DE 19901, US
代表者 代表取締役社長CEO カルロス・ドミンゴ
URL https://www.securitize.io/

以上