2020年3月13日
株式会社フソウ
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 株式会社フソウ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:野村 充伸、以下「フソウ」)とSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、フソウの既存事業分野および新規事業分野において事業シナジーが見込まれる国内外の有望なベンチャー企業を主な投資対象とするCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「FUSO-SBI Innovation Fund」を共同で設立いたしましたのでお知らせいたします。

 フソウは1946年に香川県丸亀市で創業し、上下水道施設の設計から施工、維持管理、運転管理までを一貫して提供する「水の綜合企業」です。この総合力を活かし全国各地に最適なソリューションを提供してまいりました。また、2016年にはフソウテクノセンターを設立し技術革新を担う拠点として業務を開始いたしました。
 一方、人口減少やインフラ老朽化、テクノロジーの進化などによる事業環境の変化はますます加速しており、今回、CVCファンドの共同設立により、SBIインベストメントが有する多様なソーシング機能と豊富な投資経験を活用し、事業シナジーが見込まれるベンチャー企業への投資を通じて、既存事業の強化と新規事業の創出に取り組んでまいります。
 尚、投資対象は国内外の優れた技術を有するベンチャー企業を対象としており、フソウとベンチャー企業が保有する技術を組み合わせることで、全国各地に安全で安心なフソウならではのソリューションを提供し、「持続可能な地域社会の実現」に貢献してまいります。

 SBIインベストメントはSBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業に投資を行っています。
 昨今は事業会社がCVCファンドを立ち上げ、事業シナジーが期待できるベンチャー企業への投資を通じて、新事業の育成を図る動きが活発化しており、ベンチャーキャピタルに求められる役割も多様化してきております。SBIインベストメントはこれまでに培ったベンチャー企業育成の知見を活かし、事業会社とベンチャー企業の連携を通じたイノベーション創出を支援するとともに、今後も21世紀の中核的産業の創造及び育成を推進してまいります。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名 FUSO-SBI Innovation Fund
設立日 2020年3月13日
運営会社 SBIインベストメント株式会社
投資対象 フソウの既存事業分野と新規事業分野において事業シナジー効果が見込まれる国内外の主にベンチャー企業
ファンド規模 50億円
【ご参考:フソウの概要】
名称 株式会社フソウ
所在地 東京都中央区日本橋室町2丁目3番1号
代表取締役 野村 充伸
設立年月日 1946年8月14日
資本金 30億円
従業員数 650名
事業内容 上下水道施設の設計・施工・維持管理・運転管理
水道用資機材の製造・販売

以上