2020年12月8日
SBIホールディングス株式会社
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「当社」)はこのたび、DataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:ジェレミー・アシン、以下「DataRobot社」)との間で、戦略的資本業務提携を行うこととなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本提携の目的
DataRobot社は、AIが持つ変革の力を誰もが簡単に手に入れ、企業がデータを迅速に価値へ変換できる世界を目指し、高度なAIモデルの構築から運用管理までのプロセス全体を自動化するエンタープライズAIプラットフォーム「DataRobot」と、AIネイティブな戦略的サクセスチームによる、全社的なAIドリブン(※1)組織を構築するための支援プログラム「AIサクセスプログラム」を提供しています。
当社グループでは、2012年8月にグループ横断的なプロジェクトとして、当社内に「ビッグデータ室(現社長室ビッグデータ担当)」を設置し、グループビッグデータと外部データを組み合わせた「Biggerデータ」を用いたAIプロジェクトの企画・開発を推進してまいりました。また既に、2017年に「DataRobot」を導入しており、これまでに数十の高度なAIアプリケーションを開発し、様々な領域で成果を上げています。
今回の戦略的資本業務提携では、DataRobot社は当社グループにおける全社的なAIドリブン化の実現を支援するとともに、当社グループが資本業務提携する地方銀行におけるAI利活用とAIリテラシー向上を支援してまいります。
当社とDataRobot社は、以下の項目について合意いたしました。
3. 出資の内容
当社および当社子会社のSBIインベストメント株式会社が運営する「SBI 4+5 ファンド」(※2)からDataRobot社へ出資いたします。
※2 SBI 4+5 ファンドについて
本ファンドは、FinTech、AI 、ブロックチェーン(分散型台帳)に加え、従来のインターネット化・オートメーション化等の「Industry3.0(第三次産業革命)」に対し、自律化・相互協調を実現していく「Industry4.0(第四次産業革命)」を推進するIoT・ロボティクスや5G (第5世代移動通信システム)、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立し、人間中心の社会「Society5.0」を実現するヘルスケア(医療・介護)、インフラ(交通・エネルギー)、食品・農業等に投資を行います。出資約束金総額の上限は1000億円(マザーファンドの上限額)を予定しています。
商号 | DataRobot, Inc. |
所在地 | マサチューセッツ州ボストン |
代表者 | CEO Jeremy Achin |
設立年 | 2012年 |
主な事業内容 | エンタープライズAIプラットフォームの提供 |
URL | https://www.datarobot.com/jp/ |
以上