2020年12月24日
SBIホールディングス株式会社

 当社のビジネスパートナーであり、ブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤を開発、提供しているRipple Labs Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:ブラッド・ガーリングハウス、以下「Ripple」)に対して米証券取引委員会(SEC)から訴訟を提起されている件に関して、当社の連結業績に対する影響についての見解をお知らせいたします。

 当社グループによるRippleへの出資比率は、合計8.76%(当社直接投資分5.81%、ファンド出資分2.95%、全て潜在比率ベース)となっております。Ripple株式の公正価値評価に際しては、Rippleが保有するXRPの価値で評価されているのものではなく、同社が過去に実施した資金調達あるいは第三者間で行われた株式売買時の評価額に基づいて行われるなど、適正かつ保守的に評価されております。
 また、Rippleの顧客の90%以上は米国外で、同社のソリューションを用いて行われる海外送金のボリュームの80%は米国外で発生しております。

 以上のことなどを踏まえ、本件に伴う当期連結業績への影響は軽微であると考えております。