株式会社エフ・コードとの包括的業務提携に関するお知らせ

2021年3月19日
SBIホールディングス株式会社

　SBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：北尾 吉孝、以下「当社」）は、企業のデジタルマーケティングを中心としたデジタルトランスフォーメーション（以下「DX」）支援及び顧客体験（以下「CX」）最適化支援を行う株式会社エフ・コード（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：工藤 勉、以下「エフ・コード社」）と包括的業務提携契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

記

1．業務提携の目的
　エフ・コード社は、『マーケティングテクノロジーで世界を豊かに』という企業理念のもと、デジタルマーケティング領域を中心に国内外の様々な企業にDX支援・CX最適化サービスを提供しています。当社グループにおいては、2016年よりエントリーフォーム最適化ツール「f-tra EFO」の導入をはじめとして、30社以上のグループ企業が活用してまいりました。

　このたびの業務提携によって、当社及び当社グループへのDXならびにCX最適化の更なる推進のほか、当社グループの地方創生の取り組みにおいて、地方企業や行政機関、地域金融機関等への支援も行ってまいります。また今後、当社子会社であるSBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社が、エフ・コード社の販売パートナーとして日本国内と海外における商品及びサービスの販売を行ってまいります。

　経済産業省が発表したレポート（※）によると、国内の多くの企業が現在抱えるDX推進に向けた課題を克服できない場合、2025年以降に年間で最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると提唱されています。当社では、今後の日本における企業のDX実現を喫緊の課題と捉え、エフ・コード社と共にこの課題解決を推進してまいります。

※ 経済産業省「DXレポート～ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開～」

■エフ・コード社について
　2006年3月の設立以来、デジタルコンサルティング事業を中心に事業を展開し、現在は企業のDX化支援とCX最適化支援に注力しています。SaaS事業では自社開発の「CODE Marketing Cloud」（https://codemarketing.cloud/）や「f-tra EFO」（https://f-tra.com/ja/efo/）をはじめとするソフトウェアを提供。経験豊富なコンサルタントによるデジタル領域のコンサルティングに加え、デジタル広告運用の知見とMartechが合わさった三位一体のソリューションを提供しています。企業活動のDXニーズに応えてゆくことで、アジアから世界をリードするマーケティングテクノロジーカンパニーを目指しています。

■エフ・コード社の提供サービス事例
　「CODE Marketing Cloud」は、ユーザーのCX最適化を通じたWebサイトのCVRやROI、LTV向上などを実現するWeb施策ツールです。ユーザーの興味関心や行動等の情報を元に、パーソナライズされたコミュニケーションを実現します。また「f-tra EFO」は、Webサイトのゴールであるエントリーフォームにおいて、快適な入力体験を提供するWeb施策ツールです。ガイドナビゲーションやリアルタイム・アラート、離脱ブロックなどの様々な機能の提供を通じて、ユーザーの迷いを減らし、Webサイトのゴールであるフォーム完了率を短期的に改善できます。これらに加え、デジタルコンサルティングやデジタル広告運用のサービスも提供し、企業のDXならびにCX最適化を促進します。

以上