2021年3月22日
株式会社メディパルホールディングス
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 株式会社メディパルホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡辺 秀一、以下「メディパル」)とSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「MEDIPAL Innovation Fund」(以下、「本ファンド」)を共同で設立いたしましたのでお知らせいたします。

 メディパルは「医療と健康、美」の流通で人々の健やかな暮らしを支える企業グループとして、サプライチェーン全体の最適化を図る役割を果たすとともに希少疾病用医薬品の創薬に対して投資するなど、難病への治療支援にも力を注いでおります。
 また、社会環境の変化を見据えたビジョン「2022メディパル中期ビジョン Change the 卸Future-未来の変革」を掲げ、既存事業の革新、新規事業の拡大、パートナーシップの構築に取り組んでおります。
 本ファンドの設立により、SBIインベストメントが有する多様なソーシング機能と豊富な投資経験を活用して、国内外のベンチャー企業への投資および成長支援を行い、収益基盤の拡大と企業価値の最大化を目指すとともに、持続可能な経済社会の実現に貢献してまいります。

 SBIインベストメントは、SBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業に投資を行っております。
 昨今は事業会社がCVCファンドを立ち上げ、事業シナジーが期待できるベンチャー企業への投資を通じて、新事業の育成を図る動きが活発化しており、ベンチャーキャピタルに求められる役割も多様化してきております。SBIインベストメントはこれまでに培ったベンチャー企業育成の知見を活かし、事業会社とベンチャー企業の連携を通じたイノベーション創出を支援するとともに、今後も21世紀の中核的産業の創造および育成を推進してまいります。

【本ファンドの概要】
ファンド名 MEDIPAL Innovation Fund
(名称:「MEDIPAL Innovation投資事業有限責任組合」)
設立日 2021年3月9日
運用期間 10年
運営会社 SBIインベストメント株式会社
投資対象 主にメディパルの既存事業分野と新規事業分野において事業シナジー効果が見込まれる国内外のベンチャー企業
ファンド規模 100億円

以上