2021年4月28日
SBIホールディングス株式会社

 当社は、2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の個別決算(日本基準)において、特別損失を計上いたしましたのでお知らせいたします。

【特別損失の内容】
 当社の連結子会社であるQuark Pharmaceuticals, Inc.(以下「クォーク社」)は、急性腎不全(AKI)予防薬のフェーズⅢ臨床試験において、プライマリー及びセカンダリーエンドポイントが達成されなかった結果を受けて、新たな開発を凍結し、事業規模を必要最低限とするべく人員削減を含めた費用削減を推進しております。
 この状況を踏まえ、2021年3月期の個別決算において、同社に対する貸付金について貸倒引当金繰入額151億円を特別損失に計上いたしました。また、クォーク社の株式は当社の連結子会社が保有していることから、当社が保有する当該連結子会社の株式についても減損処理を行い、関係会社株式評価損131億円を特別損失に計上することといたしました。

 なお、上記の貸倒引当金繰入額および関係会社株式評価損は連結決算では相殺消去されるため、当社連結業績に与える影響はございません。

以上