2021年4月28日
SBIホールディングス株式会社
本年4月2日付「当社子会社のSBIソーシャルレンディングの取り扱う一部ファンドにおける未償還元本相当額の償還に向けた取り組みの開始とこれに伴う関連損失計上に関するお知らせ」(以下「4月2日付リリース」)にてお知らせしましたとおり、当社子会社のSBIソーシャルレンディング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮地 直紀、以下「SBISL」)において、ソーシャルレンディング貸付先の事業運営に重大な懸案事項が生じている可能性が認められたことから、同社と利害関係を有しない外部の専門家から構成される第三者委員会(以下「第三者委員会」)を設置し、事実関係の解明のための調査を進めてまいりました。
SBISLが本日公表したプレスリリース(別紙)に記載のとおり、SBISLは第三者委員会より、2021年4月26日付けで「調査報告書」を受領し、本日付けで公表用の「調査報告書」を受領しましたことから(注)、これらに基づき、SBISLは再発防止策の策定及び関係者の社内処分を実施いたしましたのでお知らせいたします。
また、第三者委員会からの「調査報告書」を受け、SBISLにおいて改めて慎重に判断した結果、4月2日付リリースで公表いたしましたとおり、未償還元本相当額の償還に係る手続を実施することとなりました。なお、未償還元本相当額の償還の実施に伴う当社の2021年3月期連結決算ならびに個別決算における損失計上額は、当初約150億円と見積もっておりましたが、精査の結果、約145億円となり、当該金額を本日公表いたしました2021年3月期連結決算ならびに個別決算において計上しております。
以上
別紙「当社貸付先の重大な懸案事項に関する第三者委員会の調査報告と再発防止策等について」(SBIソーシャルレンディング)については、こちらをご覧ください。