2021年5月12日
フジテック株式会社
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 フジテック株式会社(本社:滋賀県彦根市、代表取締役社長:内山 高一、以下「フジテック」)とSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、フジテックと事業シナジーが見込まれる国内外の有望な未公開企業を主な投資対象とするプライベートファンド「FUJITEC-SBI Fund」(正式名称:FUJITEC-SBI 投資事業有限責任組合、以下、「本ファンド」)を共同で設立いたしましたのでお知らせいたします。

 フジテックは経営理念として「人と技術と商品を大切にして、新しい時代にふさわしい、美しい都市機能を、世界の国々で、世界の人々とともに創ります。」を掲げています。また、2020年12月4日に発表した「当社の戦略的方向性について」の中で、「アフターマーケット事業への注力/成長市場(中国・南アジア)での事業拡大」を中長期の重点領域の一つとしております。
 その中で、SBIが有する多様なソーシング機能と豊富な投資経験を活用し、重点領域への積極的な投資による新たな成長を加速させるため、プライベートファンドを共同で立ち上げることにいたしました。
 フジテックは本ファンドを通じて、国内外で地域に必要な企業に新しい生活様式に対応した機能を充実化させることで持続的成長を支援し、人々の暮らしに欠かせない社会インフラである昇降機を「安全・安心」にご利用いただける品質の高いサービスを提供することで、「持続可能な社会インフラの実現」に貢献し、企業価値の最大化を目指します。

 SBIインベストメントはSBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業に投資を行っています。
 昨今は事業会社がCVCファンドを立ち上げ、事業シナジーが期待できる未公開企業への投資を通じて、自社の企業価値を高める動きが活発化しており、ベンチャーキャピタルに求められる役割も多様化してきております。SBIインベストメントはこれまでに培ったネットワークや企業育成の知見を活かし、事業会社の投資先企業との事業提携や資本提携を支援するとともに、今後も日本経済の活性化に貢献してまいります。

【本ファンドの概要】
ファンド名 FUJITEC-SBI Fund
(正式名称:FUJITEC-SBI 投資事業有限責任組合)
設立日 2021年5月12日
運用期間 5年
運営会社 SBIインベストメント株式会社
投資対象 フジテックと事業シナジーが見込まれる国内外の未公開企業
ファンド規模 50億円

以上