2021年7月26日
SBIインシュアランスグループ株式会社

 当社及び当社グループの決算手続は未だ完了しておりませんが、当社株主をはじめ投資家の皆様に対して適時・適切な情報開示を積極的に行うため、当社グループの2022年3月期第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)の決算速報(日本基準)を以下のとおりお知らせいたします。
 なお、当社の2022年3月期第1四半期連結累計期間の決算発表は2021年8月10日を予定しております。

1.2022年3月期第1四半期連結累計期間 決算速報(日本基準)
  2021年3月期第1四半期
連結累計期間(実績)
(2020年4月1日~
2020年6月30日)
2022年3月期第1四半期
連結累計期間(速報)
(2021年4月1日~
2021年6月30日)
経常収益 21,348百万円 22,748百万円
経常利益 1,855百万円 2,468百万円
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,063百万円 1,334百万円
1株当たり四半期純利益 42円86銭 53円76銭

 当第1四半期連結累計期間の経常収益は、すべての事業における保有契約件数が堅調に増加したことが主な要因となり、前年同期に比べ1,399百万円増加(前年同期比6.6%増加)する見通しです。この増収効果により、経常利益は前年同期に比べ612百万円増加(同33.0%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に比べ270百万円増加(同25.4%増加)する見通しです。
 なお、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症により影響を受けられたご契約者様を対象に、保険料の払込猶予期間の延長や、災害死亡保険金等の支払事由の範囲拡大、保険金請求手続きにおける必要書類の一部省略などの特別措置を実施するなど、企業の社会的責任を全うするにあたって必要な各種の取り組みを継続的に行っております。

上記の2022年3月期第1四半期連結累計期間の決算速報に記載されている情報は、本資料発表日現在において入手可能な情報を元に作成した速報値であり、確定値ではありません。2021年8月10日に発表を予定しております2022年3月期第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)の決算数値は、様々な要因により、本速報値と大きく異なる可能性があります。

2.事業別の概況
 2022年3月期第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)における事業別の概況は次のとおりであります。

(損害保険事業)
 主力商品である自動車保険において、テレビCMやデジタル広告等のプロモーション施策を積極的に展開したことにより販売が好調に推移したほか、損害保険業界初の取り組みとして日本最大級の共通ポイントサービスである「Tポイント」を自動車保険の保険料支払いに利用できるサービスを開始するなど、外部パートナー企業とのアライアンスに基づいた新サービスの共同開発も推進しました。また、SBIグループで推進する「地方創生」プロジェクトに沿った地域金融機関との協業に継続的に取り組んだほか、他社損害保険会社と代理店委託契約を締結しバイク保険の販売を開始するなど、新たな顧客基盤の開拓にも取り組みました。こうした取り組みの結果、2021年6月末の保有契約件数は1,149千件(前年度末比1.1%増加)となりました。

(生命保険事業)
 団体信用生命保険において、住信SBIネット銀行株式会社が提供する住宅ローンのご利用者様向けの販売が好調に推移しました。また、専用WEBサイトよりペーパーレスにて団体信用生命保険の申込が可能となるサービスの提供を新しく開始するなど、お客様の更なる利便性向上に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進にも取り組みました。個人保険分野においては、「インターネット申込専用定期保険」「就業不能保険」が日本最大級の保険選びサイト「保険市場」において引き続き高い外部評価を獲得したほか、WEB申込ページや見積りページの改善にも継続的に取り組み販売効率の一層の向上を図りました。こうした取り組みの結果、2021年6月末の保有契約件数(団体信用生命保険の被保険者数を含む)は261千件(前年度末比5.5%増加)となりました。

(少額短期保険事業)
 SBI日本少額短期保険株式会社では、東北拠点をSBIプリズム少額短期保険株式会社と同じビルに移転し営業活動における連携を強化するなど、グループシナジーを追求する取り組みを推進しました。また、SBIリスタ少額短期保険株式会社では、株式会社グランデータ(株式会社光通信のグループ会社)が提供する電気契約「どうぶつでんき」の付帯サービスとして「ペット賠償責任保険」を提供開始したほか、SBIいきいき少額短期保険株式会社とSBIプリズム少額短期保険株式会社では、ペット保険のご契約者様向けに24時間無料で獣医師に電話相談が可能なサービスを提供開始するなど、外部パートナー企業とのアライアンスに基づいた新しいサービスの開発に取り組みました。こうした取り組みの結果、2021年6月末の保有契約件数は954千件(前年度末比1.3%増加)となりました。

【ご参考】2022年3月期 連結業績予想
2022年3月期の連結業績予想につきましては、2021年5月12日に公表した数値から変更ありません。
  2021年3月期(実績)
(2020年4月1日~
2021年3月31日)
2022年3月期(予想)
(2021年4月1日~
2022年3月31日)
経常収益 86,657百万円 87,000百万円
経常利益 3,852百万円 4,400百万円
親会社株主に帰属する当期純利益 763百万円 840百万円
1株当たり当期純利益 30円76銭 33円84銭

以上