2021年8月11日
SBI Ripple Asia株式会社

 SBI Ripple Asia株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:Adam Traidman、以下「SBI Ripple Asia」)は、このたび韓国の大手資金移動業者であるGlobal Money Express Co., Ltd.(本社:韓国ソウル市、代表取締役:SUNG JONG HWA、以下「GME社」)と提携し、韓国-タイ王国間において分散型台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technology)を活用した送金ビジネスが開始されましたことを、お知らせいたします。

 SBI Ripple Asiaは、DLTの世界的リーダーであるRipple社の次世代決済基盤(RippleNet)を活用し、韓国や日本を含むアジア地域での決済基盤の提供を進めてきました。タイは韓国で最も送金需要の大きい国の1つですが、このたびの提携により、GME社はタイ王国のサイアム商業銀行(SCB)との間でリアルタイムかつ最低水準の手数料での送金が可能となりました。

 SBI Ripple Asiaは、今後もアジア地域におけるネットワークを拡大させるとともに、先端技術を活用した安価で安全・利便性の高いサービスの展開に努めてまいります。また、RippleNetへの参加を希望する金融機関に対しては、米国Ripple社と連携し、マーケティング支援プログラムの提供や相手先金融機関の紹介を通じて更なる顧客基盤の拡大、強化に努めてまいります。

■SBI Ripple Asiaについて:https://ripple.com/sbi-ripple-asia/
 日本を含むアジア地域における分散台帳技術(DLT)を活用した決済基盤の提供に向けて、SBIホールディングスとRipple社(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Brad Garlinghouse)が2016年5月に設立した合弁会社。

■GMEについて:https://online.gmeremit.com
 韓国ソウルで海外送金サービスを提供している資金移動業者。2016年に設立し、2020年は年間1千億円送金実績を有する韓国で最大級の資金移動業者。

以上