2021年10月27日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下「KDDI」)と、カーボンニュートラルの実現にむけ、気候変動に対応する幅広い課題に取り組むベンチャー企業への出資を目的としたCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「KDDI Green Partners Fund」を共同で設立することとなりましたのでお知らせいたします。

 KDDIは、"社会の持続的な成長に貢献する会社"を目指す姿に掲げ、SDGsの取り組みの一環として、2020年5月に「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」とすることを目標として公表し、CO2排出量削減、および社会の環境負荷軽減に取り組んできました。
 今回設立した「KDDI Green Partners Fund」は、革新的な技術やビジネスモデルによりカーボンニュートラルの実現に貢献を目指し気候変動への対応を推進するベンチャー企業に対して、今後5年間で約50億円の投資を実施する予定です。SBIインベストメントとともに「KDDI Green Partners Fund」を通じた企業支援と、KDDIグループが持つリソースや技術・ノウハウを活用することで、KDDIのCO2排出量の削減および社会の環境負荷軽減への貢献に資するイノベーションを創出し、持続的に成長・発展できる社会の実現に取り組んでまいります。

 SBIインベストメントはSBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ライフサイエンス・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業に投資を行っています。
 昨今はオープンイノベーションを通じて社会課題を解決する手段の1つとして、事業会社による事業シナジーを期待できるスタートアップ企業への投資が積極的に行なわれており、SBIインベストメントが運営するCVCファンドの2021年10月時点における累積出資約束金額は国内最大級(※)の1,000億円超となっています。SBIインベストメントはこれまでに培ったネットワークや企業育成の知見を活かし、事業会社の投資先企業との事業提携や資本提携を支援するとともに、今後も日本経済の活性化に貢献してまいります。

(※)2021年10月27日時点、当社調べ。

【新ファンドの概要】
ファンド名 KDDI Green Partners Fund
(名称:「KDDI Green Partners 投資事業有限責任組合」)
ファンド規模 約50億円
設立日 2021年11月下旬予定
運用期間 12年
運営会社 SBIインベストメント株式会社
投資対象 カーボンニュートラル実現に向けた気候変動領域全般

以 上