新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書

1. 新市場区分の上場維持基準への適合状況
当社は、2021年7月9日付で東京証券取引所より、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定の結果、移行基準日時点（2021年６月30日）において、プライム市場の上場維持基準のうち、唯一、「流通株式比率」が上場維持基準を充たしていない旨の通知を受けました。
当社の移行基準日時点における【プライム市場】の上場維持基準への適合状況は、以下のとおりとなっております。

※1 2021年７月９日に東京証券取引所の通知によるプライム市場おける上維持基準の適合状況です。

※2 当社の株式は、2020年10月19日に、東京証券取引所JASDAQ市場から東京証券取引所市場第一部へ市場変更しています。移行基準日時点で市場変更から１年経過していないことから、東京証券取引所の通知には、売買代金は含まれていません。上記は、JASDAQ市場での売買を含めて、2020年7月１日から2021年6月30日までの１年間の売買代金の日次平均を当社が算出したものです。

※3 当社の2021年９月30日時点の株主名簿を基に、2021年11月９日実施の株式の立会外分売の結果を加味して算出しております。

※4 上記（※２）の2021年11月30日現在の流通株式数に同日の終値を乗じて算出しております。

※5 2020年12月１日から2021年11月30日までの１年間の売買代金の日次平均を算出しております。

2. 上場維持基準の適合に向けた取組みの基本方針、課題及び取組内容
（基本方針）
当社は、「投資家一人一人の最適な資産形成に資する」ことを事業の目的としており、これまでに、投資家の皆様に豊富で偏りのない投資情報の提供や、子会社を通じて、低コストの長期・積み立て・分散投資に最適な投資信託の組成・運用を行ってまいりました。
このたび、プライム市場に上場することにつきましては、当社事業の公開性、透明性、そして、コーポレート・ガバナンスの充実度におきまして、プライム市場から極めて高い基準が求められており、それらの基準を遵守することにより、投資家の皆様からの信頼を一層高めることが出来ると考えております。
（課題）
当社株式は、主要な大株主と事業法人等が所有する比率が高く、流通株式比率を高めることが課題であると認識しております。当社は、移行基準日時点（2021年6月30日）において、プライム市場の上場維持基準のうち、「流通株式比率」が上場維持基準を充たしていない状況を速やかに解消する必要があると考えておりました。
（取組内容）
当社は、2021年11月9日に350,000株の株式の立会外分売を実施し、2021年９月30日を基準日とした株主名簿を基に算出した場合、「流通株式比率」は35.27％となり、「流通株式比率」の基準を含め、プライム市場における全ての上場維持基準を充たしていることとなりました。

今後も上場維持基準への適合状況を注視し、「流通株式比率」を含む全てのプライム市場の上場維持基準の適合を維持するように努めてまいります。