2022年6月3日
SBIホールディングス株式会社

 当社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の持分法適用関連会社であり、韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:イ・ジュンヒョ、宗 英一郎、以下「SBIインベストメントコリア」)と韓国の大手証券会社である大信証券株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:オ・イッグン、以下「大信証券」)は、このたび、韓国系投資機関である韓国成長金融より「2022 大信-SBI KONEXスケールアップファンド(出資約束金最低額500億韓国ウォン(約50億円)」(以下「本ファンド」)の委託運用会社に選定されましたので、お知らせ致します。
 本ファンドは、その資金の100%をKONEX市場への上場をめざすベンチャー企業および同市場の上場企業へ投資致します。SBIインベストメントコリアは、韓国成長金融から委託運用会社に選定され、2014年8月に1号ファンド(組成額:400億韓国ウォン(約40億円))、2017年10月に2号ファンド(組成額:384韓国億ウォン(約38億円))を組成・運用した実績があり、同ファンドの投資実行が順調に進み、投資先が順次IPOを行っていること、それらポートフォリオのうち大信証券を主幹事とし、KONEX市場からKOSDAQ市場への移転上場を行った実績等が評価されたものと考えております。
 本ファンドには、韓国成長金融が250億韓国ウォン(約25億円)、SBIインベストメントコリアが50億韓国ウォン(約5億円)、大信証券が50億ウォン(約5億円)、韓国内の機関投資家や事業会社等が最低150億韓国ウォン(約15億円)を出資する予定で、最終的には500億韓国ウォン(約50億円)以上での組成を目指しております。

 SBIインベストメントコリアは、これまでも複数の韓国政府系機関より複数のファンド運用を受託した実績を有しています。主な政府系機関には、韓国ベンチャー投資、企業成長の生態系を備えるための母ファンドを企画・運用する韓国成長金融、産業の開発・育成等に必要な資金を供給・管理する韓国産業銀行等があります。SBIインベストメントコリアの2022年3月末日時点の運用資産残高は11,281億韓国ウォン(約1,128億円)で、28のファンドを運用しております。
 今後も積極的にベンチャーキャピタル事業を推進するとともに、韓国国内での革新成長産業の育成等を通じ、ファンド収益の拡大を目指してまいります。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名 : 2022 大信-SBI KONEXスケールアップファンド
運用期間 : 6年
投資対象 : KONEX市場への上場を目指すベンチャー企業、および同市場の上場企業等
ファンド規模 : 500億韓国ウォン(約50億円) (最低組成額)

以上