2022年6月23日
SBIホールディングス株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「当社」)の子会社であるSBIレミット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長:安藤 伸生、代表取締役社長:木村 美礼、以下「SBIレミット」)とマネータップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木村 美礼、以下「マネータップ」)は、SBIレミット及びマネータップで各々開催された取締役会決議に基づき、下記のとおり合併することとし、合併契約を締結しましたので、お知らせいたします。

1. 合併の目的
 SBIレミットは、在留外国人の方々に対して郷里送金を中心とした利便性の高い金融サービスを提供することをミッションとし、米Ripple社の分散台帳技術などの最新金融テクノロジーを積極的に取り入れた安価で着金スピードの速い海外送金サービス、12か国語対応の顧客サポートなどにより、お客様の利便性向上に日々取り組んでおります。

 SBIレミットの主力事業である在日外国人を対象とした郷里送金の競争力強化に加え、法人取引(特に中小企業)の拡大を図るため、マネータップと合併することで、システム強化と地域金融機関との連携を補完させ、SBIレミットの国際送金事業を成長させるとともに、両社の事業領域における強みを活かしたシナジーを追求し、事業基盤と競争力を高めグローバルで勝ち抜ける体制の構築を実現できると判断いたしました。

 マネータップは、G20の定義するクロスボーダー送金のレミッタンスのセグメントにおいて、2010年の創業来、累計総送金金額、累計送金件数において国内有数の実績を誇るSBIレミットとの合併により、マネータップで計画していた海外送金サービスの早期展開が可能となり、アプリ開発・システム構築など、それぞれの知見と資源を集約することで、堅牢なセキュリティの構築、AMLの体制整備など、より安全な事業運営が可能となります。

 マネータップは、SBIレミットと合併することで今後もセキュアで低コストな次世代金融インフラとして、接続金融機関の増加と新サービスの提供を通じて、産業の育成及び社会コストの低減に貢献できると判断いたしました。

2. 合併の趣旨
① 合併の日程
合併契約締結 2022年6月22日
合併予定日(効力発生日) 2022年9月30日(予定)
※本合併はSBIレミットでの電子決済等代行業の許可取得を停止条件としています。

② 合併方式
 マネータップを消滅会社、SBIレミットを存続会社として、吸収合併の方式により合併いたします。

3. 合併会社の概要
  存続会社 消滅会社
(1)商号 SBIレミット株式会社 マネータップ株式会社
(2)事業内容 国際送金事業 電子決済等代行業
(3)設立年月日 平成22年8月24日 平成31年3月19日
(4)本店所在地 東京都港区六本木1丁目6番1号 東京都港区六本木1丁目6番1号
(5)代表者の役職・氏名
(2022/6/22時点)
代表取締役会長 安藤 伸生
代表取締役社長 木村 美礼
代表取締役社長 木村 美礼
(6)資本金 50百万円 100百万円
(7)発行済株式総数 18,000株 41,850株
(8)株主資本
(2022/5/31時点)
1,549百万円 1,095百万円
(9)総資産(2022/5/31時点) 3,702百万円 1,254百万円
(10)決算期 3月31日 3月31日
(11)大株主及び持分比率 SBIホールディングス株式会社 100% SBIホールディングス株式会社 70.66%
Ripple Labs.inc 23.54%

(注)百万円未満の金額は四捨五入しております。

以上