2023年3月22日
SBIホールディングス株式会社

 当社の連結子会社であるレオス・キャピタルワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:藤野 英人、以下「レオス・キャピタルワークス」)は、本日、東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認されましたのでお知らせいたします。

1. 当社グループにおけるレオス・キャピタルワークスの位置付け
 当社グループでは、資産運用事業を主要事業の一つに据え、顧客ニーズの高い運用商品の提供や地域金融機関からの運用受託の拡大等に注力しており、ベンチャーキャピタルを中心とする投資事業における投資残高とあわせて2026年3月までに10兆円超の規模にまで拡大させることを目標に掲げております。
 2020年4月に連結子会社化し、当社グループの資産運用事業における中心的な会社の一つとなっているレオス・キャピタルワークスは、「資本市場を通じて社会に貢献します」という経営理念のもとに2003年に創業した資産運用会社です。2008年に運用・販売が開始された「ひふみ投信」をはじめとする同社が運用・販売する投資信託である「ひふみ」シリーズは、2021年8月には総資産残高が1兆円を突破するなど、守りながらふやす運用で、これまでに多くのお客様のご支持をいただいてまいりました。また投資顧問業においては、国内外の企業年金基金、機関投資家のお客様の資産を受託、運用しております。
 レオス・キャピタルワークスは、本上場を通じて、運用体制の強化、ダイバーシティ推進、コーポレート・ガバナンス体制の強化を図りながら、全ての人々が金融の恩恵を受けられる社会の実現に向けて、ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)をより一層推進してまいります。

2. 当社グループにおける子会社等の上場に対する考え方
 当社グループでは、グループ子会社等の株式公開について、当社の企業価値顕在化の観点で株式公開したほうが企業価値が適正に評価されると考えられる場合や、そのグループ子会社等が、中立性を要求される事業を行っている場合や経営の自由度を保つために機動的な事業体制の確立が必要な場合、または事業の拡大に伴って資本の増加が必要な場合などにおいて、引き続き検討してまいります。

3. レオス・キャピタルワークス株式の今後の保有方針について
 上場後におけるレオス・キャピタルワークスに対する当社の株式保有割合は48.89%となり、同社は引き続き当社の連結子会社(注)となる予定です。上場後の株式保有割合は、当社とレオス・キャピタルワークスとの関係を踏まえながら、合理的に判断してまいります。

(注)当社が採用する国際会計基準においては、実質的な支配力をベースにして連結判定をしております。そのため、当社がレオス・キャピタルワークスを連結子会社化するために必要な議決権割合については、当社の監査法人と協議の上で、主にレオス・キャピタルワークスの過去の株主総会における議決権行使割合及び他の議決権保有者の保有の規模及び分散状況などを参考の上で判断しております。

4. 今後の見通し
 レオス・キャピタルワークスの株式上場に伴う当社連結業績への影響は軽微です。

以上

別添、東京証券取引所グロース市場への上場承認について[レオス・キャピタルワークス]は、こちらをご覧ください。

この文書は、レオス・キャピタルワークス株式の東京証券取引所への上場承認について一般に公表することのみを目的とするものであり、日本国内外を問わず投資勧誘等を目的に作成されたものではありません。投資を行う際は、必ずレオス・キャピタルワークスが作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書」及びその訂正事項分をご覧いただいた上で、投資家ご自身の判断で行うようお願いします。「新株式発行並びに株式売出届出目論見書」(及び訂正事項分)のご請求や応募⽅法のお問い合わせは、引受証券会社までお願いします。また、この文書は、米国における証券の販売の勧誘ではありません。米国においては、1933年米国証券法に基づいて証券の登録を行うか又は登録義務からの適用除外を受ける場合を除き、証券の募集又は販売を行うことはできません。なお、本件においては米国における証券の募集は行われません。