2023年3月29日
株式会社SBI新生銀行
当行は、このたび、住友不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:仁島 浩順、以下「住友不動産」)に対し、住友不動産六本木グランドタワー開発資金のリファイナンス資金について、「グリーンローン※」として金銭消費貸借契約証書を2023年3月29日に締結いたしました。
※グリーンローンとは、企業や地方自治体等が、調達した資金の全額を環境改善効果のある取り組みのため資金調達する際に用いられる融資のことをいいます。
住友不動産では、総合デベロッパーとして、持続的に企業価値を向上させていく「サステナビリティ経営」を推進しており、中核事業である不動産賃貸事業において、優れた環境性能を有する物件の持続的供給により、社会全体の環境負荷低減に貢献していくという中長期目標を掲げています。
住友不動産は、資金調達の際に資金使途を優れた環境性能を有する物件の取得資金等に限定することで社会全体の環境改善に貢献していくことを目的に「グリーンファイナンス・フレームワーク」を策定し、当該フレームワークが各種原則等の要求事項に適合していることについて、第三者評価機関である株式会社日本格付研究所、並びに株式会社格付投資情報センターから評価を取得しています。
当行においても、当該フレームワークに定められる「調達資金の使途」「プロジェクトの評価と選定のプロセス」「調達資金の管理」「レポーティング」の4つの要素につき確認を行い、本件が当該フレームワークに従って計画・実施されることを、貸付人としての当行と、社内で独立性を確保した評価室のそれぞれの立場から確認しております。
SBI新生銀行グループでは、持続可能性やESG/SDGsの観点に、環境・社会・経済など社会全般に対して正のインパクトをもたらすことを目的とする社会的インパクトの概念を融合させた「サステナブルインパクト」の取り組みを推進しております。こうした取り組みのもと、引き続き、お客さまのサステナビリティ課題に対する積極的な取組みを通じて支援することで、環境・社会課題の解決に向けて貢献してまいります。
借入人 | 住友不動産株式会社 |
資金使途 | 住友不動産六本木グランドタワー開発資金のリファイナンス |
融資金額 | 100億円 |
物件概要 | ・物件名:住友不動産六本木グランドタワー ・所在地: 東京都港区 ・竣工時期:2016年3月 ・DBJ Green Building ★★★★★(2022年) |
以上