2023年5月12日
SBIホールディングス株式会社
photonamic GmbH & Co. KG

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 会長 兼 社長:北尾 吉孝)の連結子会社で、5-アミノレブリン酸(5-ALA)(※)を利用した医薬品開発事業を手掛けるドイツのphotonamic GmbH & Co. KG(本社:ドイツ・ピンネベルク、代表: Ulrich Kosciessa, Ph.D.、以下「フォトナミック社」)は、同社子会社のSBI ALApromo GmbH(本社:ドイツ・ピンネベルク、代表: Daniel Struve、以下「SBI ALApromo社」)がインドで実施した臨床試験プロジェクトが“ニュートライングリディエントアワード“を受賞したことを発表しましたので、お知らせします。

 なお、本資料は5月11日にフォトナミック社が発表したプレスリリースを日本語に抄訳したもので、参考資料として提供するものです。その内容および解釈については英文プレスリリース(NutraIngredients-Awards granted for clinical study project with the food supplement 5-ALA + SFC as an immune system enhancer for COVID-19 vaccines)が優先されますのでご参照ください。

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 フォトナミック社は、完全子会社でサプリメントや化粧品などのさまざまな剤型として5-ALAの開発に注力するSBI ALApromo社が、Vedic Lifesciences (www.vediclifesciences.com) と共同で実施した臨床試験が、2023 年ニュートライングリディエントアワードの「栄養研究プロジェクト」部門を受賞しましたことをお知らせします。この臨床研究プロジェクトは、SBI ALApromo社が資金提供し、インドのCROのVedic Lifesciences によって実施されました。

 本賞は、新型コロナウイルスワクチンの免疫賦活剤としての栄養補助食品5-ALA + SFCの臨床開発に対して授与されました。初期の結果では、5-ALA + SFC が SARS-CoV2 抗原に対する IgGの力価を改善する可能性があり、忍容性も良好であることが示されています。パンデミックの終息は不透明ですが、最近では新型コロナウイルスワクチンの有効性が疑問視されています。 ニュートライングリディエントアワードの審査員は次のようにコメントしました。「このプロジェクトはよく説明されており、試験製品の利点は十分に説明され、文書化されています。 パンデミックは世界的に大きな影響を及ぼしており、免疫やワクチンの効果を高める可能性のある製品は大きな関心を集めています。」

 栄養研究プロジェクトと賞の詳細については、www.NutraIngredients-Awards.com をご覧ください。

photonamic GmbH & Co KG について
 フォトナミック社はドイツに本社を置く企業で、医療用途だけでなく、栄養補助食品や化粧品向けのさまざまな用途における 5-ALA の開発にも携わっており、そのために子会社 SBI ALApromo社が設立されました。香港に拠点を置く親会社 SBI ALApharma Co., Limited.とともに 、フォトナミック社はSBI グループの一員として、脳腫瘍の蛍光ガイド下切除用の 5-ALA を開発し、Gliolan®、Gleolan™、または アラベル®として販売されています。また、フォトナミック社は、日光角化症の治療用に 5-ALA を含む貼付剤を開発し、Alacare® として販売されています。

以上