SBIホールディングス・Alfanar・BIMによるサウジアラビアなどにおける
エネルギー・インフラ領域での提携に向けた基本合意のお知らせ

2025年1月14日
SBIホールディングス株式会社

　SBI ホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長：北尾 吉孝、以下「当社」）は、Alfanar Global Development (本社：サウジアラビア リヤド、CEO：Wasim Al Malouhi、以下「AGD」)及びBIM Capital Joint Stock Company（本社：サウジアラビア リヤド、CEO： Rayan Alsharif、以下「BIM Capital」）と、サウジアラビアを含む湾岸協力理事会(GCC)諸国において、エネルギーおよびインフラストラクチャ領域でのビジネスチャンスや新規プロジェクトの創出を目的とする提携に向けて基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。

　AGDはサウジアラビアの世界的コングロマリッドAlfanarグループにおいて、世界のエネルギー需要の増加に対応するために設立され、その事業を多様化させてきた中核企業のAlfanar Projectsにおいて、プロジェクト開発を担う部門です。サウジアラビアを含むGCC諸国において、送電網・再生可能エネルギー・ヘルスケア・インフラストラクチャなどの分野で、開発・計画・資金調達・設計・建設・運営等を行っており、豊富な知見を保有しています。

　BIM Capitalは、サウジアラビア国内において、先端テクノロジーやインフラ・プロジェクトに対する、資金調達の組成・PE投資などに特化した投資会社です。

　本基本合意に基づき、AGDがGCC諸国において今後推進するエネルギー・インフラ関連のイニシアティブに対し、当社はグループ傘下の金融機関各社を通じて、BIM Capitalと共同でのプロジェクトファイナンスの組成などを検討いたします。

　また今後SBIグループ企業がサウジアラビア市場に参入する際にはAGD とBIM Capitalが共同で、市場参入と円滑な事業運営に必要な合理的な支援と戦略的指導を提供します。

　当社はこれまでも中東地域における現地有力パートナーとの投資ファンドを共同設立し、投資を実行してきたほか、2024年2月にはサウジアラビアの首都リヤドにSBIグループの中東拠点としてSBI Middle Eastを設立するなど、中東地域における更なる事業拡大を推進しています。

　当社は本提携を通じて、両者間の強固で弾力的な協力関係を構築することを目指すとともに、日本及びサウジアラビア両国間の経済分野における協力関係の発展に貢献してまいります。

以上