2025年1月17日
SBIヘルスケア株式会社
SBIヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、代表取締:安田 智成、以下「SBIヘルスケア」)、Aktivo Labs(本社:シンガポール・Anson Road、CEO:Gourab Mukherjee 、以下「Aktivo Labs社」)は、日本国内での実証実験に関する基本合意を締結いたしましたのでお知らせいたします。本合意の一環として、SBIヘルスケアが提供する生活習慣改善アプリ(以下、「SBIヘルスケアアプリ」)に、Aktivo Labsの革新的なデジタルヘルスプラットフォームであるAktivo®の機能が導入されることにより、ユーザーの生活習慣の改善に向けたサポート機能が大幅に向上します。
●導入の背景
生活習慣病の重症化を予防するには、服薬の他、食事と運動の管理・改善が重要と言われています。これまで、SBIヘルスケアが提供する生活習慣病重症化予防支援サービスでは、SBIヘルスケアアプリを活用頂くことで、日々の行動目標の達成状況や健康指標の記録、専門コーチとのコミュニケーションを実施しております。しかし、多くの健康管理アプリと同様に、日々の入力の手間やアプリ立ち上げの動機付けの弱さからその稼働率向上が課題となっていました。そこで、Aktivo®を導入することにより、ユーザーはSBIヘルスケアアプリを立ち上げるだけでモーションデータを活用し算出された健康スコアを確認することができるようになり、自発的な行動変容をサポートすることが可能となります。
●Aktivo®の導入でできること
Aktivo Score、ダッシュボード、各種チャレンジ(ランキング)機能等の導入により、ユーザーは健康スコアの確認が出来るようになり、専門コーチはユーザーの慢性疾患リスク予測を踏まえた質の高いコーチングを実現できます。また、ランキング機能等のゲーミフィケーションの充実によりモチベーション高く当サービスに取り組むことが期待されます。

●実証実験の内容
SBIヘルスケアが提供する生活習慣病重症化予防支援プログラム等のユーザーに対して、Aktivo®を導入したSBIヘルスケアプリを提供することで、アプリの稼働率や行動変容、健康指標の改善状況等への効果の検証を行うものです。また、生活習慣病患者だけではなく、生活習慣病予備軍に対するサポートアプリとしての活用についても検討をして参ります。
【SBIヘルスケアの概要】
SBIヘルスケアは、糖尿病を中心とする生活習慣病患者向けの重症化予防支援サービスを提供しています。糖尿病は、放置すると網膜症、腎症、神経障害などの合併症を引き起こし、脳卒中などの他の疾患の発症を促進することが知られています。2021年12月から糖尿病重症化予防の実証実験を開始し、2023年7月の商業化以降多くの健康保険組合にサービスを提供しています。
【Aktivo Labsの概要】
Aktivo Labsは、健康管理プラットフォーム「Aktivo®」を開発・提供する企業です。このプラットフォームは、最新のデータ分析技術を活用し、特定の集団における慢性疾患のリスクをリアルタイムで分析・数値化することができます。2017年の設立以来、Aktivo Labsは高齢化が進む社会における健康課題の解決に取り組んでいます。同社の特徴は、最新の長寿科学の研究成果を、様々な文化背景や地域の人々にも理解しやすい形で提供していることです。現在、Aktivo Labsのサービスは約150万人の利用者に活用されており、一人一人の健康寿命の延伸に貢献しています。
以上