2025年7月31日
SBIホールディングス株式会社
SBI PEホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社
SBI地域事業承継投資株式会社
SBI新生企業投資株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)の子会社であるSBI PEホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「SBI PEホールディングス」)はその傘下にある3社、SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「SBIインベストメント」)、SBI地域事業承継投資株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 章、以下「SBI地域事業承継投資」)、SBI新生企業投資株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:植坂 謙治)とともに、物流事業・機工事業を中心に幅広く事業を営む山九株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:中村 公大、以下「山九」)と提携し、200億円(今後最大で350億円まで拡大)の2人組合組成を通じ、山九のオープンイノベーション及びM&A投資の拡大による企業価値増加に貢献します。

 SBIインベストメントはSBIグループの投資事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業へ投資を行っており、運営するCVCファンドの2025年7月時点における累積出資約束金額は1,640億円以上となっています。

 SBI地域事業承継投資は、政府系金融機関、民間金融機関、事業法人等の出資者の参画により、2019年に109億円の事業承継1号ファンド、2022年に312億円の事業承継2号ファンドを組成しました。SBI新生銀行を中核とした「第4のメガバンク構想」推進の一環として、地方の中堅・中小企業の事業承継問題を解決すべく投資を推進しております。

 SBI新生企業投資は、ベンチャー投資、バイアウト投資において規律ある合理的な判断でファンド運営に取り組む投資会社です。前身の新生銀行(現 SBI新生銀行)プライベートエクイティ部を含め、2002年から行ってきた投資活動を通じて培った知見やノウハウを活用し、投資先に対して、ハンズオンによる成長支援を行っております。

 山九は、1918年10月の創業以来、「人を大切にする」という理念の下、物流・機工の両事業を中心に100年を超えて発展してきました。「中期経営計画2026」およびその見直しにおいて、再生エネルギー、社会インフラ分野等における新規事業創出、機工事業の動員力拡大及び成長の加速化を実現するため2027年3月までに300億円のM&A投資等を掲げています。それを実現するパートナーを探している中、ベンチャー投資、バイアウト投資、インパクト投資等、多様なプライベートエクイティ投資を行うSBI PEホールディングスとであれば目的をワンストップで実現できるものとして、今般の2人組合組成に至ったものです。

 具体的には、200億円のうち50億円をSBIインベストメントとのCVCファンド組成によるスタートアップ投資、150億円をSBI地域事業承継投資が運営しているSBI事業承継ファンド等への出資を通じて事業承継に課題を抱える協力会社その他中堅・中小企業への投資を行う予定です。SBIグループを挙げて、山九の「中期経営計画2026」及び「Vision2030」の達成をサポートして参ります。