2025年8月8日
株式会社SBI新生銀行
株式会社SBI新生銀行(東京都中央区、代表取締役社長 川島 克哉、以下「当行」)は、昨今急増する特殊詐欺やSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺等、金融犯罪対策の強化を目的に、警察庁と「情報連携協定書」を締結いたしました。
1.協定締結の背景と目的
近年、特殊詐欺やSNSを通じた投資詐欺・ロマンス詐欺などの金融犯罪が深刻化しており、社会問題となっています。これらの犯罪では、銀行口座が送金先として不正利用されるケースも多く、金融機関としての対応が強く求められています。
当行では、お客さまの大切な資産をお守りするため、警察庁および都道府県警察との情報連携体制を構築し、犯罪の未然防止および被害拡大の防止に取り組んでまいります。
2.情報連携の概要
本協定に基づき、当行が実施する取引モニタリング等を通じて、詐欺被害に遭われている可能性が高いと判断した口座情報を、警察庁および関係する都道府県警察に迅速に提供いたします。情報提供を受けた都道府県警察は、被害の可能性があるお客さまへ接触を試みることで、被害拡大の防止を図ります。また、詐欺等に不正利用されている可能性が高い口座についても、情報提供を通じて警察による犯罪捜査の迅速化・効率化に貢献いたします。
3.今後の取り組み
当行は、金融庁および警察庁からの要請に基づき、法人口座を含む預貯金口座の不正利用防止に向けた対策を一層強化してまいります。今後も官民連携のもと、金融犯罪の検知から犯罪捜査に至る連携体制を確立し、社会全体の安全・安心の向上に貢献してまいります。
以上