2025年9月12日
SBIホールディングス株式会社
SBIホールディングス株式会社(以下「当社」といいます。)は本日付けで、株式会社Ridge-i(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳原 尚史、証券 コード:5572、以下「リッジアイ」といいます。)と資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といい、本資本業務提携契約に基づく資本業務提携を以下「本資本業務提携」といいます。)を締結し、リッジアイが実施する第三者割当増資(以下「本第三者割当」といいます。)を引き受ける方法により同社株式を取得するとともに、リッジアイの筆頭株主であり代表取締役社長でもある柳原 尚史氏が保有する株式の一部を譲り受けることで合意いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。尚、本第三者割当増資引受け完了及び株式譲受によって、リッジアイは当社の持分法適用関連会社となる予定です。
記
1. 本資本業務提携の理由
リッジアイ及び連結子会社1社(株式会社スターミュージック・エンタテインメント)の合計2社(以下「リッジアイグループ」といいます。)では、カスタムAIソリューション事業とデジタルマーケティング事業を展開しております。リッジアイグループは、様々な社会課題・顧客課題をAI・ディープラーニング等の先端技術を用いて解消するために、現場に入り込んだコンサルテーションに始まり、アセスメント、開発、導入、顧客による運用まで視野に入れた、実用的なソリューションを提供するテクノロジーカンパニーです。
他方、当社並びに当社の連結子会社696社及び持分法適用関連会社64社(2025年3月31日時点)から構成される当社グループ(以下「当社グループ」といいます。)は、銀行、証券、保険事業を中心とする金融サービス事業や資産運用事業、PE投資事業に加え、今後も成長領域として期待される暗号資産事業、バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業のほか、Web3関連の先進的な分野に取り組む事業等が含まれる次世代事業を中心に事業を行っております。
当社グループとリッジアイグループとは、これまで当社の連結子会社で金融商品取引業を行う株式会社SBI証券(以下「SBI証券」といいます。)をはじめとする当社グループが保有する金融データ及び非金融データへのAI活用や、当社グループの提携先でデジタル化を急務とする地方銀行へのAI導入及び当社グループの子会社であるSBIネオメディアホールディングス株式会社(以下「SBIネオメディア」といいます。)とのSNS・デジタルマーケティング分野での連携など、複数のテーマで検討を行い、信頼関係を築いてまいりました。この度、当社及びリッジアイは、当社グループ全体でのAI活用を推進し、新たなソリューション・事業を創出することを目的として、両社グループが単なる業務委託・受託関係を超えたワンチームとなって双方のリソース及びAIノウハウを結集し、また当社グループが保有する金融データ及び非金融データへのAI活用をスピードアップするために、本資本業務提携契約の締結に至りました。
2. 本資本業務提携の内容等
(1) 資本提携の内容
当社は、本第三者割当を通じて、リッジアイの普通株式390,000株(議決権数3,900個)を取得する予定です。
また、SBI証券と、リッジアイの筆頭株主であり代表取締役社長でもある柳原 尚史氏との間で本日付で締結された株式譲渡契約に基づき、当社へ譲渡する目的でSBI証券が市場外での相対取引により柳原 尚史氏が保有する普通株式584,000株を2025年9月30日付で譲り受け、同日付で当社はSBI証券が保有することとなる当該株式の全てをSBI証券より市場外の相対取引により取得する予定です。
(2) 業務提携の内容
当社グループとリッジアイでは、当社グループ全体が保有する企業ネットワーク、特に地方銀行を中心としたAIの導入・DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現による地方創生、及びSBI証券を中心に当社グループが保有する金融データ・非金融データへのAI活用による新たなソリューションの開発や新規事業創出、SBIネオメディアとのデジタルマーケティング・Web3ビジネスの創出を目指します。その目的達成のために、以下の3つの活動を中心に具体的協業を開始する方針です。
a 全社的な生成AIの導入及び高速データ分析基盤の構築
b 生成AI活用による社員の生産性向上及びナレッジの統合
c 当社グループとリッジアイの人材交流によるAIノウハウの融合
② 当社グループ証券口座数3,000万達成に向けたAI・データ活用施策の展開
a 非金融データを活用した新たな投資体験「推しAI」の提供
b ビッグデータ分析によるマーケティングの最適化
c 顧客向けの生成AIチャネルの開発
③ 当社グループにおけるネオメディア戦略の強化とメディア・エンターテインメント領域におけるデータの利活用
a タレントやIPの「潜在価値」を可視化するAIスコアリングモデルの共同開発
b クリエイターやコンテンツを支援する新たな金融インフラの構築
c AI及びデータを活用したコンテンツ及びエンターテインメントDX事業の共同推進
d Web3技術を活用した新たなエンターテインメントに関する金融商品の共同開発及び提供
e 統合メディア戦略による当社グループのブランド価値の向上
| 取得株式数 | 390,000株 |
| 取得価額 | 1,059,240,000円 (1株当たり 2,716円) |
| (1)取得前の所有株式数 | 0株(議決権比率:0.0%) |
| (2)本第三者割当による取得株式数 | 390,000株 |
| (3)既存株主からの取得株式数 | 584,000株 |
| (4)取得後の所有株式数 | 974,000株(議決権比率:22.69%) |
| (1)名 称 | 株式会社Ridge-i | ||
| (2)所 在 地 | 東京都千代田区大手町1-6-1 | ||
| (3)代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 柳原 尚史 | ||
| (4)事 業 内 容 | ・ディープラーニング技術のコンサルティング及び開発 ・共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発等によるプロダクトの提供 ・人工衛星データを活用したAI解析ソリューションの提供 |
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| (5)資本金 | 38,392千円(2025年7月末) | ||
| (6)設 立 年 月 日 | 2016年7月29日 | ||
| (7)大株主及び持株比率 (2025年7月末) |
柳原 尚史 | 26.89% | |
| 株式会社柳原ホールディングス | 16.58% | ||
| 株式会社バルカー | 10.66% | ||
| 特定金外信託受託者株式会社SMBC信託銀行 | 5.56% | ||
| 荏原環境プラント株式会社 | 2.13% | ||
| 五味 大輔 | 1.79% | ||
| 小松 平佳 | 1.73% | ||
| 石田 健二 | 1.62% | ||
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 1.50% | ||
| 楽天証券株式会社 | 1.49% | ||
| (8)上場会社と当該会社との間の関係 | 資本関係 | 当社の連結子会社であるSBI証券が、証券業務に係る商品在庫としてリッジアイの普通株式の0.62%(24,200株)を所有しております。(2025年7月末現在) | |
| 人的関係 | 該当事項はありません。 | ||
| 取引関係 | 該当事項はありません。 | ||
| 関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません。 | ||
| (9)最近3年間の業績(単位:千円。特記しているものを除く。) | |||
| 決算期 | 2023年7月期 | 2024年7月期 | 2025年7月期 |
| 売上高 | 790,384 | 1,071,954 | 2,593,322 |
| 営業利益 | 70,346 | 152,738 | 283,137 |
| 経常利益 | 60,896 | 153,014 | 290,846 |
| 当期純利益 | 44,564 | 121,697 | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | - | - | 139,627 |
| 1株当たり当期純利益金額(円) | 12.54 | 31.97 | 36.00 |
| 1株当たり配当額(円) | - | - | - |
| 1株当たり純資産額(円) | 524.36 | 552.71 | 560.33 |
| (1)取 締 役 会 決 議 日 | 2025年9月12日 |
| (2)本資本業務提携及び本第三者割当に関する契約締結日 | 2025年9月12日 |
| (3)既存株主からの株式譲受日及び本第三者割当の払込期日 | 2025年9月30日(予定) |
7. 今後の見通し
本資本業務提携及び持分法適用関連会社化による当社連結業績への影響は軽微であると考えています。
以上



