2025年11月14日
SBIホールディングス株式会社
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝、以下「当社」)は、シンガポール当局の規制下で現実資産(RWA)トークンを取り扱うデジタルアセット取引所DigiFT Tech Pte. Ltd.(本社:シンガポール、創設者兼グループCEO:Henry Zhang、以下「DigiFT」)と共に、日本およびグローバル市場におけるオンチェーン・ファイナンスの導入を加速させるため、合弁会社としてSBI Onchain株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:朝倉 智也、以下「SBI Onchain」)を設立いたしましたので、お知らせいたします。
米国を中心に株式をはじめとする現実資産(RWA)をトークン化し、オンチェーンで取引可能とするサービスの提供が始まっています。これにより、グローバルに接続され、パーミッションレスのインフラストラクチャ上で相互運用が可能な、次世代のオンチェーン・ファイナンス市場が誕生しつつあります。また、日本のアセットは伝統的にヘッジ目的やキャリートレードのような戦略の対象として魅力的であり、国境を越えて海外から直接投資したいというニーズが根強く存在しています。
このような環境のもと、SBI Onchainは、RWAをトークン化し、日本の資本市場とグローバルなデジタルアセットエコシステムを繋ぐことを目的に、機関投資家の利用に耐えうる水準のオンチェーン・ファイナンスプラットフォームの構築に注力します。
具体的には、RWAをトークン化する技術や、堅牢なリスク管理フレームワーク、規制に準拠した法的ストラクチャーを開発することで、日本のRWAをオンチェーンで利用可能にし、グローバルなオンチェーン・ファイナンス市場と接続します。そのうえで、規制当局と密にコミュニケーションを取り、パブリック・ブロックチェーン上に、規制に準拠した機関投資家向けのスマートコントラクト・インフラを開発する予定です。また、世界有数の資産運用会社やヘッジファンドと協働し、機関投資家の多様なニーズを満たせるような、利回り戦略や投資商品を創出します。
DigiFTは、シンガポール金融管理局(MAS)からライセンスを取得した世界初のオンチェーン取引所を運営しています。同社はRMO(承認市場運営者)とCMS(資本市場サービス)ライセンスの両方を保有しており、規制対象のファンドや証券のトークン化において、規制対応に関する深い専門知識と豊富な実績を有しています。DigiFTが提供するインフラは、規制環境下でのトークン化された金融商品の発行、流通、償還をサポートし、伝統的な金融とオンチェーン・ファイナンス市場のギャップを埋めています。またDigiFTの香港法人は、香港の証券先物委員会(SFC)から第1種および第4種規制業務のライセンスを取得しています。
SBIグループは、証券、銀行、保険を統合した包括的な金融生態系を確立しています。同時に、Web3分野においても、暗号資産、セキュリティ・トークン、ステーブルコインなどに跨る多様な機能を備えたデジタルスペース生態系を構築しています。これらの生態系を融合させることで、次世代の金融システムであるオンチェーン・ファイナンスへの移行を推進する上で独自の地位を確立しており、世界有数の組織の一つとなっています。
SBI Onchain ではSBIグループとDigiFTの強みを組み合わせることで、規制に準拠した形でRWAをトークン化し、スマートコントラクトを活用して取引できるインフラを展開していきます。
SBIホールディングス 代表取締役会長兼社長 北尾 吉孝によるコメント:「SBI Onchainを通じて、デジタルアセット領域におけるイノベーションを主導し、日本でのリーダーとしての役割を強化していきます。またDigiFTの有するオンチェーンインフラと当社の金融生態系およびデジタルスペース生態系を活用することで、RWAとブロックチェーンテクノロジーの統合を推進し、グローバルなオンチェーンエコノミーへの移行を加速させてまいります。」
DigiFT 創設者兼グループCEO Henry Zhang氏によるコメント:「SBI Onchainは、機関投資家向け金融をオンチェーン化する上で重要な一歩となります。SBIグループの金融におけるリーダーシップとDigiFTの規制に準拠したインフラを組み合わせることで、市場全体にスケーラブルでコンプライアンスに準拠した、クロスボーダー・トークン化の新たなベンチマークを確立することを目指します。」
◆SBIホールディングスについて
SBIホールディングスは、金融サービス、資産運用、PE投資、暗号資産、次世代事業など、幅広いビジネスを展開する日本有数の金融グループです。1999年の設立以来、SBIグループはインターネットを基盤とした証券、銀行、保険をカバーする金融生態系を構築し、イノベーションと戦略的投資を通じてグローバルに事業を拡大し続けています。
◆DigiFTについて
DigiFTは、シンガポール金融管理局(MAS)および香港証券先物委員会(SFC)の規制下にある、トークン化された現実資産(RWA)のための次世代プラットフォームです。機関投資家向けRWAに特化して構築された、トークン化、発行、販売、取引、即時流動性供給を含むエンドツーエンドのデジタル資産サービスを提供しています。世界の金融機関から信頼を得ており、インベスコ、UBSアセット・マネジメント、DBS銀行、CMBインターナショナル、ウエリントン・マネージメントなど、主要な資産運用会社のオンチェーン・トークン化および販売パートナーとなっています。
詳細は http://www.digift.io をご覧ください。
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