2012年4月9日
SBIリサーチ株式会社
中国国内におけるインターネット調査情報をもとに、日本の事業者に向けた情報・サービスを提供するSBIリサーチ株式会社(東京都港区 代表取締役:沖田 貴史、以下「SBIリサーチ」)は、「中国のネットショッピングユーザに関する研究報告書(2)(2010~2011年)」の日本語版を発行いたしました。
【中国のネットショッピングユーザにおける男女別売れ筋商品(2010年)】

「衣類・靴・帽子・鞄」以外に、女性ユーザは自身の美への欲求が高まっていることから「化粧品・スキンケア類」を、男性ユーザはゲームやエレクトロニクス製品に関心が強いことから、「バーチャル商品」や「IT・デジタル・通信製品」を購入する傾向にある。
【中国のネットショッピングユーザにおける男女別購入回数(2010年)】

男女別に見ると、「31-40回」を境目に女性が上回っていることから、男性ユーザに比べ女性ユーザの方がネットショッピングを好むと考えられる。
【中国のネットショッピングユーザにおける年齢別購入回数(2010年)】

25-30歳、31-35歳、36-40歳のネットショッピングにおける年間購入回数は、「21回以上」に占める割合がそれぞれ50%を超えており、25-40歳の働きざかりの男女がネットショッピングを頻繁に利用しているといえる。
◆その他の主なトピックス
-中国のネットショッピングユーザにおける年齢別の特徴
年齢別売れ筋商品・購入額など
-中国のネットショッピングユーザにおける婚姻ステイタスの特徴
婚姻別売れ筋商品・購入額・購入回数など
-中国のネットショッピングユーザにおける収入別ステイタスの特徴
収入別売れ筋商品・購入額・購入回数など
-中国のネットショッピングユーザと潜在的ネットショッピングユーザの特徴
ネットショッピングユーザと潜在的ユーザの商品選択の差・検索方法・信用度など
なお、次回は「2011年総括版 中国のインターネット市場に関する研究報告書」を発行する予定です。今後もSBIリサーチは、日本の事業者を対象に、中国でのEC展開において有益な、最新で正確な現地のインターネット事情を取りまとめた報告書を毎月発行してまいります。
本報告書は、主として中国アイリサーチ社が行った業界へのインタビューやオンライン調査を総合的に分析した上、まとめたものです。
業界へのインタビューでは業界のスペシャリストおよび関連企業担当者、エージェントに詳細なインタビューを行うことで関連業界の主要情況を把握し、販売や市場等に関するデータを取得しています。
オンライン調査では、中国アイリサーチ社のインターネットユーザに対する観測・研究システム「iUser Tracker」と、電子商取引領域を総合的に観測・研究するデータプロダクト「Ecommerce Plus」を使用したユーザへの調査データと一部の公開情報(※)を比較し、最終的に業界規模のデータを構築しています。
(※)政府が公布するデータ・業界の公開情報・企業年報や季報・業界専門家の見解
その他のデータ、グラフ、情報などをご希望の方は、お気軽に以下にお問い合わせください。
【SBIリサーチ報告書 お問い合わせ・購入お申込みフォーム】
https://www.veritrans.co.jp/contact/sbiresearch_form.html
◆中国インターネット事情に関する報告書について
本報告書は、中国アイリサーチ社協力のもと、同社が中国国内で定期的に発表している中国のインターネット事情に関する報告書を日本語に翻訳したものとなります。
中国アイリサーチ社は、中国全域に様々なリサーチ網を有し、最新かつ正確なデータ分析のもと、報告書を作成しております。SBIリサーチが日本語版を発行することにより、日本の事業者は日本で得ることが難しい現地のインターネット事情をいち早く入手することが可能となります。
社名: | SBI リサーチ株式会社 |
設立年月日: | 2009年11 月5 日 |
代表者: | 代表取締役 執行役員Co-CEO 沖田 貴史 取締役 執行役員Co-CEO 楊 偉慶 |
事業内容: | ・中国アイリサーチ社が中国国内で発表している各種インターネット白書の翻訳販売 ・各企業向けにカスタマイズした個別調査などの中国市場調査事業 ・中国へ向けたプロモーション展開を行う事業者の広告業務 ・中国での商標権に関するコンサルティング業務 |
URL: | http://www.sbi-research.jp/ |