2013年12月6日
モーニングスター株式会社

 中立的な第三者としての立場からウェブサイト等の客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社(以下、当社)は本日、「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」をGomezのウェブサイト(http://www.gomez.co.jp/)で発表しました。

 「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」は、賃貸不動産情報を提供するウェブサイトの使い勝手やクオリティを、ユーザーの視点から評価することを目的としています。当ランキングでは、「サイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」の4つの視点(カテゴリ)から構成される158の調査項目により当社アナリストが評価を行い、総合的に優れた賃貸不動産情報サイトのランキングを決定します。

「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」の結果は、以下のとおりです。
順位得点サイト名(運営会社名)
1位7.42SUUMO(リクルート住まいカンパニー)
2位6.78HOME'S(ネクスト)
3位6.29スマイティ(カカクコム)
4位6.21アットホーム(アットホーム)
5位6.15マイナビ賃貸(マイナビ)
6位6.00Yahoo!不動産(ヤフー)
7位5.96ホームアドパーク(アドパークコミュニケーションズ)
8位5.59goo不動産(エヌ・ティ・ティ レゾナント)
9位5.45アパマンショップ(アパマンショップネットワーク)
10位5.06door賃貸(リブセンス)
11位4.88ホームメイト(東建コーポレーション)
12位4.09キャリルーノ(オウチーノ)
※各サイトの詳細なレビューについてはゴメスのウェブサイトをご覧ください。

【上位サイトの特徴】
総合1位は、SUUMO(運営会社:リクルート住まいカンパニー)となりました。カテゴリ別では、「ウェブサイトの使いやすさ」「便利な機能・サービス」の2カテゴリで1位、「情報量とコンテンツ」が2位となっています。この結果が表すとおり、賃貸不動産情報サイトのユーザー価値の核となる”自分のニーズにあった賃貸物件を、より簡単に見つける/比較する“ための物件検索・比較サイトとしての面だけでなく、情報メディアとしての面においても、その情報量・質・提供方法が充実しており、総合力に優れるサイトです。

 総合2位は、HOME’S(運営会社:ネクスト)となりました。カテゴリ別では、4つのカテゴリ全てにおいて上位を獲得しています。随所に多くの物件を探しやすくするための工夫が凝らされているほか、住まい探しのサポート情報も充実しており、検索・比較サイトおよび情報メディアとしての両面において高いレベルにあるサイトです。

 総合3位は、スマイティ(運営会社:カカクコム)となりました。カテゴリ別では「情報量とコンテンツ」が1位となっています。不動産会社だけではなく、SUUMOなどの不動産情報サイトからも情報を得ることで大量の物件情報を掲載しつつも、重複している物件を集約して見やすさ・探しやすさにも気をつかっている優秀サイトです。

【調査概要】
調査期間・2013年11月11日~11月25日
・ランキング結果は、11月25日時点の各サイトに基づいています。
調査対象インターネットを通じて賃貸不動産物件情報の閲覧および、問い合わせが可能な、日本国内の不動産情報サイトをノミネートしています。具体的には、下記のノミネート基準を満たすウェブサイトを調査対象としています。
・ウェブサイト上で個人向け賃貸住宅の情報を提供していること
・広い地域にわたる不動産物件情報を提供していること
・不動産会社から物件情報の提供を受けていること
  (但し不動産情報サイトから受けている場合も、一定の基準を満たす場合は含む)
・その他、当社調査において一定以上の水準を満たすこと
【評価方法】
「Gomez賃貸不動産情報サイトランキング」では、ウェブサイトの利便性をさまざまな角度から分析・評価するために、以下の4つのカテゴリからなる158項目のランキング・スコアカードを用います。各カテゴリの評価内容は以下のとおりです。
カテゴリ名称評価内容
ウェブサイトの
使いやすさ
ウェブサイト全体の使いやすさを評価するカテゴリです。
物件検索機能や入力フォームの使いやすさを中核とし、ナビゲーション構造やウェブ・アクセシビリティへの対応状況なども調査の対象となります。
情報量とコンテンツウェブサイトに掲載されている各種コンテンツの情報量やページ構成を評価するカテゴリです。
検索ページや物件ページの構成、特集コンテンツなどが調査の対象となります。
安定性と信頼感ユーザーが安心してウェブサイトを利用するための取り組みを評価するカテゴリです。
ウェブサイトの表示速度、稼働率(正常に表示される率)などのサイトパフォーマンスの状況、問い合わせのわかりやすさ、各種方針開示などが調査の対象となります。
便利な機能・
サービス
その他、さまざまな付帯サービスの充実度を評価するカテゴリです。
スマートフォン向けサービス、ソーシャルメディア対応、メールマガジンなど、さまざまな施策が調査の対象となります。

以上