2017年1月18日
SBIファーマ株式会社

SBIホールディングス株式会社の子会社で5-アミノレブリン酸(ALA)(※1)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝、以下「当社」)は、フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社)が主催する「第10回日本バイオベンチャー大賞」(※2)において、「経済産業大臣賞」を受賞いたしました。

日本バイオベンチャー大賞は、独創的なバイオ関連技術・製品・サービスを事業化し、経営に邁進する先進的なベンチャー企業等を対象として、事業・製品・技術の新規性、独創性、市場性、社会性、国際性などの観点から厳正な審査を実施し、先端的、独創的なバイオビジネスを評価・表彰するものです。

今回の受賞は、ALAを利用した様々な研究開発、例えば、腫瘍組織の可視化に用いられる光線力学診断(PDD)の実用化、国内外の研究機関と連携したがんなどに対する光線力学治療(PDT)の進捗、および糖尿病に対する効果の発見と糖尿病治療薬のライセンスアウトなどが高く評価されたものと思われます。

当社はアンメットメディカルニーズに応える医薬品を世界中の一人でも多くの方に提供できるよう、今後もALAの様々な可能性を追求し、研究開発に努めてまいります。

(※1)5-アミノレブリン酸(ALA)とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与する機能分子の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
(※2)日本バイオベンチャー大賞については、以下のURLをご参照ください。
http://www.fbi-award.jp/bio/

以上