2021年6月7日
SBIインシュアランスグループ株式会社

 このたび、SBIインシュアランスグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員会長兼社長 乙部 辰良、以下「当社」)は、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「DX銘柄2021」において、「DX注目企業」に初めて選定されました。また同時に、経済産業省が定めるDX認定制度※に基づく「DX認定」を取得したことをお知らせいたします。

※DX認定制度とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づく認定制度で、経済産業省が定めた「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応し、DX推進の準備が整っていると認められる事業者を国が認定するものです。

1. DX銘柄2021について
 経済産業省は、東京証券取引所と共同で積極的なIT利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として2015年より選定してきました。2020年からは、デジタル技術を活用してビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな付加価値を創出するデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業を「DX銘柄」および「DX注目企業」として選定しています。
経済産業省ニュースリリース:他の選定企業はこちらからご確認いただけます。

2. 当社グループのDXの取組事例
■テレマティクス関連サービスの提供

 SBI損保では、事故後の補償などを通じてお客さまに安心を提供する従来の自動車保険の枠を超え、テレマティクス※関連サービスの拡充により事故を未然に回避し、お客さまの安心安全なカーライフをサポートする新たな保険ビジネスを目指しています。
※テレマティクス:カーナビ等の車載器と移動体通信システムを利用して、様々な情報やサービスを提供する仕組み

SBI損保安全運転プログラム
 安全運転プラグ(専用デバイス)と「SBI損保契約者アプリ」をBluetoothで接続させ、急ブレーキなどの運転挙動データを取得・分析し、安全運転診断等のサービスを提供しています。

■ブロックチェーン技術を用いた「代理店・募集人管理基盤システム」を開発
 SBI日本少額短期保険は、ブロックチェーン・プラットフォーム「Corda」を活用し、少額短期保険事業における業務の標準化・簡素化を目的とした「代理店・募集人管理基盤システム」を開発しました。今後は他の少短保険会社にも本システムの活用を働きかけ、業界全体の業務の効率化に貢献していきたいと考えています。
 当社グループは、今後もSBIグループの「顧客中心主義」の徹底という基本的な経営観を踏襲しながら、フィンテックやブロックチェーンなどを活用した付加価値の高いサービスをお客様に提供し、事業を通じた社会課題の解決に貢献することにより、更なる業容の拡大や企業価値の最大化を目指します。

以上

会社概要
社  名 SBIインシュアランスグループ株式会社
代 表 者 代表取締役執行役員会長兼社長 乙部 辰良
所 在 地 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー16階
設  立 2016年12月19日
(SBI保険持株準備株式会社 設立)
営業開始 2017年3月31日
(SBI保険持株準備株式会社より商号変更)
事業内容 保険持株会社
(子会社である保険会社・少額短期保険会社の
経営管理およびこれに附帯する業務)
U R L https://www.sbiig.co.jp/
当社グループ体制図