2021年9月27日
SBIトレーサビリティ株式会社
このたび、SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、ブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を活用したトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA」(以下「SHIMENAWA」)を開発いたしましたのでお知らせいたします。
昨今、「持続可能な開発目標(SDGs)」への意識の高まりがより一層強まっている中、生産に必要な資源が浪費により枯渇しないよう廃棄物を削減しリサイクル率を向上する、労働者の権利や一定水準の労働条件の保証する、および環境保護を促進するため、「責任あるサプライチェーン」などの概念が重要性を増しています。
そこでSHIMENAWAでは、ブロックチェーン基盤としてCorda(コルダ)を利用することで、商品、生産者や流通取引にかかる情報の真正性を担保するだけでなく、サービス事業者からもデータの保護を可能とし、サプライチェーンの透明性やアカウンタビリティ(説明責任)を実現していきます。
今後はまず「日本産の食品(加工品を含む農畜水産物)」に着目し、「日本ブランド」や「SDGsへの貢献」について証明するソリューションを海外向け輸出や国内向け流通で計画されている実証を通じて提供し、「農畜水産業所得の向上、事業の拡大」や「地方創生」へ貢献してまいります。
なお、SHIMENAWAは、ブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を活用したトレーサビリティ・アプリケーションを株式会社digglue(ディグル)、消費者向けアプリケーションをIT FORCE株式会社の支援体制により開発し、ブロックチェーン基盤の活用が抱える課題を最小化するスキームも合わせて実現することに成功しました。
当社は今後も引き続き株式会社digglue(ディグル)およびIT FORCE株式会社と連携し、SHIMENAWAをベースに様々な領域でのサプライチェーンの透明性やアカウンタビリティ(説明責任)の実現を目指してまいります。
日本には古来より、神の領域と現世を分け隔てる『結界』として、不純なものが入るのを防ぐ役目を担う”しめ縄”という、とても縁起のよい縄があります。
そこでわたしたちのブロックチェーン(注)を活用したサービスは、この”しめ縄”と同じように情報の改ざん(不純なものが入るの)を防ぎ、常に真の情報をお届けする大切な役目を担いたいという想いを込め、サービス名称を「SHIMENAWA」と命名したものです。
SHIMENAWAでは取引情報や商品ブランドの信頼性をより高める価値をご提供することで、みなさまの安心・安全で豊かな消費生活を支えていくことを目指していきます。
名称 | SBI Traceability株式会社 |
ロゴ | |
所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー 17階 |
代表者 | 代表取締役 輪島 智仁 |
事業内容 | ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など |
URL | https://www.sbitraceability.co.jp |
名称 | 株式会社digglue |
ロゴ | |
所在地 | 東京都台東区台東1丁目14−7 BビレッヂIビル 7F |
代表者 | 代表取締役CEO 原 英之 |
事業内容 | 「やりたい仕事に注力できる世界」をビジョンに掲げ、ブロックチェーンやAIを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を通して、世の中の非効率・無駄を省き、企業がやりたいことを支援します。 |
URL | https://digglue.com/ |
名称 | IT FORCE株式会社 |
ロゴ | |
所在地 | 東京都中央区新川1丁目14番5号金盃第3ビル6F |
代表者 | 代表取締役社長 陰山 光孝 |
事業内容 | システムソフトウェア開発、IoTプラットフォーム/AIエンジンの提供など |
URL | https://www.itforce.co.jp/ |
以上