2024年3月25日
株式会社まちのわ

 九州電力株式会社(以下、九州電力 本店:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:池辺 和弘)、株式会社筑邦銀行(本店:福岡県久留米市、頭取:佐藤 清一郎)、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)の3社による合弁会社である株式会社まちのわ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:入戸野 真弓、以下「当社」)は、3月20日から、被災地復興支援「Anshin Project(あんしんプロジェクト)」に取り組むこととしましたのでお知らせします。

 九州電力及び国立大学法人金沢大学産学融合研究会は、2023年8月から「ファン通貨※」を活用した地域課題解決モデルの共同研究・検証を行っております。
 ※2021年に九州電力が取得したビジネス特許「支払情報管理システム、支払情報管理方法及びプログラム」の通称。「暗号通貨での決済に利用者の意思を組み込ませる(決済時に利用者の意思をアプリ等を通じて取得する)」という概念を定義したもの。

 両者は、事業再開・復興を目指す事業者のニーズと、支援する法人・団体のリソースのマッチングを実施し、復興企画として立案することで、課題解決と復興支援を目指します。また、復興企画などの活動情報を発信する特設サイトも開設し、プロジェクトへの参加も受け付けます。

 当社は「ファン通貨」を活用したキャッシュレス決済アプリ「AnshinCoin(あんしんコイン)」の開発、提供により「見える寄附・繋がる応援」として、支援者の意思が可視化された見える寄附と、個人の応援が直接届く新しい支援の形を目指します。

 また、復興支援の一環として、令和6年能登半島地震の影響を受けた石川県七尾市へ、今月、企業版ふるさと納税の仕組みを利用して寄附を行います。先月は九州電力と協力し、水処理技術を有するベンチャー企業である株式会社Wapua製の小型海水淡水化装置を同市内に設置しています。

 当社は今後も、情報プラットフォームを活用した地方創生及び地域活性化に取り組んでまいります。

以上

【別紙】AnshinProjectの概要