2024年7月16日
SBIセキュリティ・ソリューションズ株式会社
SBI JIG-SAWモダナイゼーションズ株式会社
SBIセキュリティ・ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:バスケス カオ フェルナンド ルイス、以下「SBISecSol」)とSBI JIG-SAWモダナイゼーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:市村 元信、以下「SBIJSM」)は、株式会社福島銀行(本店:福島県福島市、取締役社長:加藤 容啓、以下「福島銀行」)が導入し、本日稼働を開始したSBI地方創生バンキングシステム(本社:東京都港区、代表取締役:森田 俊平)が開発を進めている地域金融機関向けのクラウドベースの勘定系システム(以下、「次世代バンキングシステム」)において、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)を含むインフラ基盤の設計・構築・運用を支援いたしましたので、お知らせいたします。
SBISecSolは、金融サービス向けにAWSを活用して構築したソリューションであるSBI金融クラウドを提供しています。SBISecSolはSBI金融クラウドをベースに勘定系のシステムに求められる機能を追加することで、次世代バンキングシステムのインフラ基盤全体の設計・構築を行いました。次世代バンキングシステムは、対外ネットワーク接続を含めた、AWS アジアパシフィック(東京)リージョンとAWSアジアパシフィック(大阪)リージョンによるマルチリージョン構成、コンテナオーケストレーションベースのインフラ基盤構築を実現したことで、高いセキュリティレベル・サービスレジリエンスを担保しながらも、柔軟性・拡張性に優れたシステム基盤の実現に貢献しています。
SBIJSMは、金融業界におけるデータコントロール(システムの監視・運用・制御)サービスを展開しており、本システムにおいてもSBI金融クラウドの運用を担当いたします。24時間365日の安定稼働はもちろんのこと、システム状況のリアルタイム監視、障害発生時の迅速な対応に加え、運用自動化・高度化による効率化と安定性向上を実現します。
SBIグループが目指す地方創生の実現に向けて、地域金融機関の活性化は不可欠であり、次世代バンキングシステムはその一翼を担うものです。SBISecSolとSBIJSMは、今後も両社の強みを生かし、セキュアで安定性の高いインフラ基盤の提供を通じて、次世代バンキングシステムの普及を支援してまいります。
また、今回の福島銀行における次世代バンキングシステム構築・運用で培ったノウハウを活かし、金融機関をはじめとする金融業界全体のお客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献してまいります。
■SBI金融クラウドについて
金融庁が定める「金融分野におけるクラウドサービスの利用に関する考え方」に基づいたセキュリティ対策やAWSのベストプラクティスを適用し金融サービス向けのAWSを活用したソリューションです。SBI金融クラウドを活用いただくことで、短期間でシステム構築することが可能となります。
以上