2025年6月5日
SBI AntWorks Asia株式会社

 SBI AntWorks Asia株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横山 宏明、以下「SBI AntWorks Asia」)はSBIレミット株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:木村 美礼、以下「SBIレミット」)が、SBI AntWorks Asiaが提供するRPA*1「QueenBOT RPA」やAI OCR*2などを連携させた統合型ソリューションの導入により、申込書処理から送金関連業務まで、幅広い業務プロセスの包括的な自動化(ハイパーオートメーション)を実現したことをお知らせいたします。

 また、SBIレミットでは手書きの海外送金申込書をデジタル化する際の精度向上を目的として、「識字率向上サポート」も合わせて導入しています。提案から実装・運用サポートまで、すべてのプロセスをSBI AntWorks Asiaが一括して担い、業務効率の大幅な向上とコスト削減に成功しました。

【導入の背景】

 SBIレミットでは海外送金サービスのペーパーレス化を推進するためスマートフォンアプリの利用促進に取り組んできました。しかし、スマートフォンを所有していないお客様や、電波環境の整っていない地域での利用等、一部では依然として紙による申込手続きが必要とされています。そのため、オペレーターによる申込書類の目視確認や手入力によるデータ処理といった、負担の大きい事務作業が継続的に発生していました。

【導入による成果】

 こうした課題に対応するため、SBI AntWorks Asiaは「QueenBOT RPA」とAI OCRを組み合わせたワンストップの統合型ソリューションの導入をSBIレミットに提案し、2023年12月より運用が開始されました。紙の申込書処理から送金業務までの業務プロセスの自動化に関して、提案・実装から運用サポートまでをSBI AntWorks Asiaが一括して担い、以下の成果を上げています。

• 年間約6,600時間の業務時間を削減
• 申込書の自動読取りからデータ処理、送金業務まで一貫した広範囲の業務を自動化
• 「識字率向上サポート」により、手書き申込書のOCR読取り精度を向上

今回の取り組みについて、SBIレミット 代表取締役社長 木村美礼氏のコメント:
「提案から運用までワンストップでサポートいただいたことで、社内システムとの連携や現場への浸透も非常にスムーズに進みました。SBI AntWorks Asiaは、単なるソリューションベンダーにとどまらず、当社のDX推進を共に進めてくれる『伴走型DXパートナー』であると実感しています。」

【導入前後の申込書処理業務の業務フロー】

 導入前は、申込書受領後、オペレーターが目視で申込内容を確認し、手入力でデータを処理する必要があり、多くの人的リソースと時間を費やしていました。

 導入後は、SBI AntWorks Asiaの「QueenBOT RPA」とAI OCRにより、申込書の自動読取りからデータ処理、送金業務までのプロセス全体が自動化されました。これにより、業務効率が大幅に向上し、人的ミスも大きく減少しました。

*1 Robotic Process Automation:人の操作を模倣して業務を自動化する技術
*2 Optical Character Recognition:紙媒体の文字をデジタルデータとして読み取る技術

■SBI AntWorks Asia株式会社について
社 名:SBI AntWorks Asia株式会社 (URL https://www.sbiantworks.com/
所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー 代表者:横山 宏明
設 立:2018年12月
事業内容:業務自動化プラットフォームの提供

■ SBIレミット株式会社について
社 名:SBIレミット株式会社 (URL https://www.remit.co.jp/
所在地:東京都文京区大塚2丁目9番3号 住友不動産音羽ビル4階
代表者:安藤 伸生、木村 美礼
設 立:2010年8月
事業内容:国際送金業(第二種資金移動業 登録番号:関東財務局長 第00008号)
電子決済等代行業(登録番号:関東財務局長(電代)第104号)
銀行代理業(許可番号:関東財務局長(銀代)第439号)
※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。

以上