2005年12月19日
イー・トレード証券株式会社

SBIグループのイー・トレード証券株式会社(本社:東京都港区代表取締役執行役員社長:井土太良)は、本日現行の2セットのオンライン証券取引システムに新たに1セットを新設するシステムの増強を実施し稼動を開始いたしましたのでお知らせいたします。今回の増強により、対応可能総合証券口座数がこれまでの100万口座から150万口座へ拡大し、今まで以上に安定した取引環境を提供することが可能となりました。

平成17年度上期の株式市場は外国人投資家や個人投資家の活発な取引を背景に活況を呈し、9月21日には東証一部の売買高が概算37億株となりました。その後も11月8日には東証一部の売買高が過去最高となる概算45億株を記録するなど、株式市場は記録的な取引量が継続しております。

当社におきましても顧客基盤及び営業基盤は引き続き拡大しており、総合証券口座数は平成17年11月末でオンライン専業証券会社最多となる 867,745口座となり前年同月に比べ約76%増加いたしました。また国内株式の一日平均売買代金については前年同月比約3.2倍の376,815百万円となり、更に2005年第4四半期以降四半期毎の国内株式委託売買代金において全証券会社中トップを維持しているなど、口座数、取引量共に大きく拡大しております。

そのような状況の中、当社では取引システムをオンライン証券取引の生命線と捉え、従来よりシステムの増強に注力してまいりました。平成16年12月には従来の取引システムを1セット増設し、それまでのキャパシティの2倍となる100万口座までに対応できる増強を実施いたしました。今回さらに1セットのシステム増強を実施したことで、当社の取引システムは平成15年7月に実施したシステムリプレイス時に構築したキャパシティの3倍規模となり、150万口座までの対応が可能となりました。

当社に口座開設していただいた方の約6割が投資経験のないお客様で、特に20代や女性の口座開設の割合が増加しており、今後も多くの個人投資家が株式市場に新規に参加していくことが予想され、オンライン証券取引はこれまで以上に拡大していくものと考えております。

当社は、安定したシステムを提供することはお客様へのサービスとして最重要事項であると認識しており、今後もオンライン証券業界のリーディングカンパニーとしてオンライン証券取引システムの更なる安定性、信頼性の向上を目指してまいります。

以上