2006年4月3日
SBIホールディングス株式会社

当社(以下、SBIホールディングス)は、株式会社ソルクシーズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:長尾 章、以下、ソルクシーズ)と資本提携を伴う業務提携を行うことを決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 記

1. 業務提携の理由

SBIグループでは、顧客中心主義を企業理念とし、総合金融グループとして事業拡大を推進しており、イー・トレード証券株式会社やSBI証券株式会社が事業展開している証券業務、先般、参入を発表したカードプロセッシングサービス事業をはじめとした多くの金融関連リソースを抱えております。一方、ソルクシーズは独立系のシステムインテグレータとして、金融機関向けの受託開発を得意分野とし、特に証券、クレジットカード、生損保業界との取引歴は長く、高度な業務ノウハウを蓄積しております。SBIグループにとっては、ソルクシーズの持つ機動的なシステム開発力により、グループ各社におけるシステム開発スピードが加速され、それに伴い一層積極的な事業展開を図ることが可能になります。また、SBIホールディングスが有する豊富な金融技術・ネットワークを用いて、ソルクシーズが指向するM&A戦略に協力することにより、同社の事業基盤拡大を支援することが可能になります。両社の強みを生かしながら相互のビジネス発展に寄与するものとして、今回の提携合意に至ったものであります。

 2. 業務提携および資本提携の内容

ソルクシーズの主要株主からの株式移動と同社の第三者割当増資(詳細はソルクシーズから同日発表しております「第三者割当による新株式発行に関するお知らせ」「主要株主、主要株主である筆頭株主および親会社等の異動に関するお知らせ」をご参照下さい。)により、SBIホールディングスがソルクシーズの株式2,000,000株(議決権比率 21.4%)を取得し、その筆頭株主となるとともに、SBIホールディングスとソルクシーズとの間で業務提携を行うことで合意いたしました。

業務提携の具体的な施策につきましては今後両社間で検討いたしますが、SBIホールディングスはソルクシーズとの中長期的な資本関係の維持を前提とし、その成長をさらに加速すべく、SBIグループ各社のシステム開発に際したコア・パートナーとしての活用、ソルクシーズのM&A戦略推進に最大限協力することで合意しております。

 3. 株式会社ソルクシーズの概要

(1)商号
株式会社ソルクシーズ
(2)主な事業内容
ソフトウェアの受託開発
(3)設立年月日
昭和52年2月4日
(4)本店所在地
東京都品川区南品川五丁目2番10号
(5)代表者
代表取締役社長 長尾 章
(6)資本金
650百万円
(7)従業員数
443名(平成18年1月31日現在)
(8)当社との関係
当社との取引関係はございません。

 4. 日程(予定)

  •  平成18年4月3日  資本業務提携に関する契約書締結
  •  平成18年4月3日  株式譲渡契約書締結
  •  平成18年4月3~4日  株券受渡し
  •  平成18年4月19日  払込期日

 5. 今後の見通し

 本件が業績に与える影響につきましては、現時点では軽微であります。

 以上