2006年9月21日
SBIホールディングス株式会社

SBIホールディングス株式会社(以下「当社」)は、このたび事業者向けローンや事業資金など資金調達情報に特化したポータルサイト『資金調達ガイド』(http://www.shikinchotatsu.com)を新たに開設いたしました。

このたび開設した『資金調達ガイド』は、当社が運営する国内最大級のローン商品の比較・検索サイト『イー・ローン』(http://www.eloan.co.jp/)がこれまで培ってきたノウハウを活かし、「ビジネスローン」や「不動産担保ローン」などの事業者向けローン商品を掲載する、事業者資金情報に特化した比較・検索サイトです。当社は今般のサービス提供により、数多くの資金調達方法を紹介するとともに、「ローン商品の比較・検索サービス」や「ローン申込み取次ぎサービス」を提供します。

『資金調達ガイド』の利用者は、事業者向けローン商品を「無担保」「無保証」「銀行」「不動産担保」「その他担保」など特徴別で検索可能なほか、「個人事業主向け」「SOHO向け」「法人代表者向け」「起業・開業者向け」などビジネスステージに応じて検索し、商品を一覧表示・比較することができます。また、借入金額や期間、保証人や担保の要・不要、所在地などの希望条件を入力・選択して検索できる機能「資金調達ナビ」を実装されているので、複雑化する事業者向けローン商品の中から目的に応じて様々な切り口から検索することが可能です。なお、検索・比較検討した後にご希望の商品を申込む場合には、『イー・ローン』を通じて金融機関(※1)へ申込み取次ぎを行います。また、個人事業主や自営業者向けに「スモールビジネスローン特集」や、企業の売掛債権を担保とする運転資金等の新しい調達方法「売掛債権担保融資特集」など、昨今注目を集める資金調達手法に関する幅広い情報も提供してまいります。

事業者は、これらのサービスを利用することで、創業期から成長期など各成長ステージの事業資金ニーズに合わせてローン商品を効率的に探すことが可能になると同時に、その成長ステージに応じて有益な関連情報も取得することができます。

 また、「Web2.0」(※2)という概念に代表されるようにユーザー参加型の付加価値の高いサービスを構築していこうというトレンドが注目されている中、『資金調達ガイド』では、簡易検索機能「資金調達ナビ」をブログパーツ(※3)として、主に資金調達や事業者向けローンに関するブログを公開しているブログユーザー向けに無料で提供します。これにより、不特定多数のブログユーザー等が自己のブログやホームページ上で広く「資金調達ナビ」の情報を発信できるようになり、資金調達や事業者向けローン情報に興味がある事業者はこれらのブログ等を閲覧することで、有用な情報にアクセスする機会が広がります。また、ビジネスローンや資金繰りに関する情報をファイナンシャル・プランナーが解説する「資金調達アドバイス」についてもRSS(※4)対応を開始いたしました。

今後『資金調達ガイド』では、事業者向けローン商品等を提供する銀行やノンバンクだけでなく、ファイナンス・リースやファクタリング等を提供するリース会社やファクター、直接調達の投資・出資情報等を提供するベンチャーキャピタル、社債や株式の発行等による資金調達情報を提供する証券会社、さらには中小企業向けに後継者対策や事業売却等のアドバイスを行なうM&A仲介業者との連携を図り、事業者の創業・開業期から成長期、成熟期までのビジネスステージにおける様々なファイナンス・ニーズに対し、一貫した資金調達関連コンテンツ及び、比較・検索、取次ぎサービスを提供する「事業者支援サイト」を目指します。

当社は、顧客中心主義の徹底を基本観として、消費者や投資家だけでなく多様化する事業者のニーズにも応えながら、中立的な立場で顧客にとって有益なコンテンツ、サービスを提供してまいります。

  1. (※1) ビジネスローン提携先金融機関: 銀行…三菱東京UFJ銀行、殖産銀行、日本振興銀行、青海信用金庫。その他金融機関…イッコー、インター、オックスキャピタル、クレディア、クレディセゾン、JCB、シンキ、ニッシン、ビジネクスト、ファーストクレジット。
  2. (※2) 最近台頭している次世代型のインターネットサービスのトレンドを概念化した言葉。その概念は幅広く、明確な定義は確立されていないが、「利用者貢献型」「利用者参加型」「分散性」「ロングテール」などがキーワードとされ、米国アマゾン・ドット・コムやグーグルなどがその先鋒的なサービス提供者とされている。代表的なサービス例として、ブログやSNS、オープンソースなどが挙げられる。
  3. (※3) ブログ上に表示できるウェブ上のパーツ(素材)のこと。キャラクター、時計、カレンダー、天気予報、ニュース配信など、多くの種類のブログパーツがウェブ上において様々な提供者より無料で提供されており、ブログユーザーは、そのパーツを自分のブログ上に表示することにより、コンテンツの充実や差別化を図ることが出来る。
  4. (※4) webサイト上のコンテンツの見出しや要約、更新情報などの情報を構造化して記述するための文書形式の総称。この形式で記述された情報を、「RSSリーダー」と呼ばれるソフトウェアなどに登録することにより、登録元の情報が更新された際、自動的にその情報を取り込み、参照することが可能になる。

以上