2008年3月19日
SBIホールディングス株式会社
株式会社ジェイ・エー・エー

 この度、SBIホールディングス株式会社(以下「SBIホールディングス」)と株式会社ジェイ・エー・エー(以下「JAA」)とは、SBIグループの金融商品・サービスをJAAの中古車オークション会員企業等を通じて中古車購入者層へ提供することを目的として、合弁会社の設立に向けて基本合意いたしましたのでお知らせいたします。

 SBIホールディングス及びSBIグループでは、今後グループの中核となる三大新事業(ネット銀行、ネット損保、ネット生保)の早期事業基盤の確立に注力しており、特に個人向け金融サービスについて、住宅に次ぐ大型消費財である自動車に関連する商品の拡充、販売チャネルの開拓に積極的に取り組んでおります。昨年9月に開業した住信SBIネット銀行においては、開業からわずか137日(平成20年2月7日時点)で預金残高が2,500億円を超え、安定的な資金運用先の拡大のためにも自動車ローンの取り扱い準備を開始しております。また本年1月にはSBI損害保険が開業し、自動車保険の取り扱いを開始しております。更に、昨年11月に新車見積仲介サービスを主力とするオートバイテル・ジャパン(株)を子会社化する等、自動車関連分野における販売ネットワーク構築を視野に入れた取り組みを拡大しつつあります。
一方JAAは、わが国の中古車オークション会場運営の草分けであり、オークション会場運営会社大手として、国内3ヶ所で会場を運営し、その中古車販売業者を中心とした会員数は14,000社以上、約71万台の年間総出品台数を有しております。また、在宅でリアルタイムのオークション応札が可能なインターネット情報サービス「JAAWEB」や、セリ結果を携帯電話でメール受信できる「ケータイWEB」の提供等、会員企業のニーズに合わせネットを活用した付加価値の高いサービスを積極的に提供してきております。

 SBIホールディングスおよびJAAは、今回の合弁会社設立を通じ、JAAの会員である中古車販売業者のみならず、エンドユーザー向けの保険・ローン・リース等々の自動車関連金融サービスを幅広く展開していく予定であり、SBIグループの顧客基盤の拡大ならびにJAAの会員向けサービスの拡充と会員ネットワークの拡大に繋げるとともに、わが国の中古車市場の発展に寄与したいと考えております。

【合弁会社の概要】
出資比率 SBIホールディングス  70%
JAA  30%
当初出資金 2~3億円程度(予定)
日程 2008年3月18日 基本合意書締結
2009年3月期第1四半期中  合弁会社設立(予定)
事業内容 自動車業界での金融およびそれらに付随するサービスの提供

(商号、資本金等の項目につきましては、合弁契約締結時に決定する予定です。)

以上