2008年8月15日
株式会社リビングコーポレーション

 当社は、平成20年6月にSBIプランナーズ株式会社を連結対象としたことから、従来単独で行っておりました決算を連結決算に移行いたしましたので、平成21年3月期(平成20年1月1日~平成21年3月31日)の業績予想を下記のとおりお知らせいたします。
 また、期中に決算期(事業年度の末日)を変更したこと及び最近の業績の動向等を踏まえ、決算期変更の経過期間となる当事業年度を、平成20年1月1日から平成21年3月31日までの1年3ヶ月とするとともに、平成20年1月29日の決算発表時に公表した平成20年12月期(平成20年1月1日~平成20年12月31日)の個別業績予想を下記のとおり修正いたしましたので、併せてお知らせいたします。

1.連結決算開始に伴う平成21年3月期連結業績予想の公表

(金額の単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株あたり
当期純利益
通 期
【1年3ヶ月間】
(平成20年1月1日~
平成21年3月31日)
 
13,500
 
△500
 
△700
 
△750
円 銭
△33,814 25


2. 平成21年3月期個別業績予想の修正

(金額の単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株あたり
当期純利益
前回発表予想(A)
【1年間】
(平成20年1月1日~
平成20年12月31日)
 
13,000
 
730
 
550
 
315
円 銭
19,077 03
今回発表予想(B)
【1年3ヶ月間】
(平成20年1月1日~
平成21年3月31日)
 
9,000
 
△600
 
△750
 
△800
円 銭
△36,068 53
増減額(B-A) △4,000 △1,330 △1,300 △1,115
増減率(%)
(ご参考)前期実績
(平成19年12月期)
 
8,214
 
586
 
468
 
270
円 銭
16,759 84


(注)当事業年度において会計期間が変更となっているため、増減率は記載しておりません。

3. 平成21年3月期個別業績予想の修正の理由
 当社を取り巻く環境につきましては、不動産関連会社の相次ぐ破綻の形で現出しておりますとおり、サブプライムローン問題に端を発した金融市場の混乱、原油高に起因する建築原材料価格の高騰等によって、急激に悪化しております。
 当社におきましては、この事業環境に対抗するために、販売体制の強化、物件の付加価値向上、経常経費の削減等を行っておりますが、当社が従前から主な販売先としておりました不動産ファンドにおける物件購入意欲の急激な減退、物件における市場価格の下落等により、当社が想定していた以上の厳しい状況となっております。
これによりまして、当期初に公表いたしました個別業績予想は、未達となる見通しとなりました。

(売上高)

 当期の売上高につきましては、金融市場の混乱及び景気減退懸念等から不動産取引規模が収縮するとともに不動産価格の低下が急速に進行しております。このような状況の中で、当社におきましては、当期中の竣工物件に関する販売に注力しておりますが、物件価格の下落が継続しており、販売に関して非常に慎重にならざるを得ない状況に陥っております。また、当該価格下落及び原材料価格の高騰を受けて、当期内における竣工・販売を計画していた物件の開発を抑制しております。このような状況から、今期計画物件の開発・販売を翌期以降にシフトせざるを得ないことから、売上高は9,000百万円(前回予想比4,000百万円の減少)となる見込みであります。

(営業利益)

 営業利益につきましては、人件費を含む経常経費の削減に努めたものの、販売の低調及び販売価格の低下に加え、通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価の切り下げ(377百万円)を行ったこと等によって、600百万円の営業損失(前回予想比:1,330百万円の減少)となる見込みであります。

(経常利益)

経常利益につきましては、上記営業利益の減少を、有利子負債の圧縮によって一部吸収するものの、750百万円の経常損失(前回予想比:1,300百万円の減少)となる見込みであります。

(当期純利益)

 当期純利益につきましては、通期業績予想において税務上の欠損金が見込まれることから、繰延税金資産の取り崩し47百万円を見込んでおります。この結果、800百万円の当期純損失(前回予想比:1,115百万円の減少)となる見込みであります。

 なお、通期業績予想に関しましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて判断した見通しであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

以上